【写真・画像】白血病公表のネイボール、体の異変を無視してきた結果「治療しないともう死にますよって」 1枚目
【映像】ネイボールが白血病と診断される前の異変

 33歳という若さで血液のがんとも言われる白血病を患うタレントのネイボールに、ABEMAエンタメインタビューを実施。体の異変に気付きながらも見過ごしてきた自分への腹立たしさを明かした。

【映像】ネイボールが白血病と診断される前の異変

 アメリカ人の父と日本人の母を両親に持つネイボール(33)。モデルやタレントとして活動し、サッカーブラジル代表・ネイマールのそっくりさんとして話題になった。

 そんなネイボールが白血病と診断されたのは、今年の1月31日。しかし、2022年の5月頃には、すでに体に異変がでていたそうだ。

「夜になると寝汗がめちゃくちゃ出て、夜中に起きてシャツとかズボンとかビショビショになる。そういう症状があったり。軽く膝を床にポンっと置いただけなのに、次の日には膝がポッコリふくれちゃったり、内出血が体中にあちこち起きてたという感じですね。血も全然止まらない時期もありました。ちょっと怪我したんですよ。耳をちょっと綿棒でほじっていたら血が出てきて、ずっと止まらず。それは確か夜だったんですけど、朝起きたら耳の中にいっぱい血が固まっちゃって、もう片耳が聞こえない状態だったんで…」

ーー病院には行かなかったのですか?

「病院には行っていました。膝が痛い時期があったんですよ。骨かなと思って整形外科に行ったんですよ。整形外科に行ってレントゲンを撮ったんですけど、骨には異常がなくて。先生にはその時『膝の周りが内出血しているから血を抜こう』って言われたんですよね。そこから多分数ヶ月経ったら、逆の膝が腫れちゃって、同じ症状だったんで、多分大丈夫だろうと思って行かなかったです」

 病院には行ったものの受診したのは整形外科。白血病の疑いをかけられることはなかった。その後も体の不調は続いたものの、再度検査を受けようとは思わなかったそうだ。

 それから1年以上が経った去年10月、ネイボールに再び気づきのチャンスが訪れる。

「毎年会社が出しているやつだったんですけど、去年の10月に(健康診断に)行って血液検査したんですよね。後日、血液について(再検査の)手紙が来たんですよ。『もう一回ちょっと見せてください』って。その手紙が来た時は全然危機感なくて、大したことないだろうと思って、今ちょっと仕事忙しいから今度でいいやって思っていたんですよね。まだ若いですし、昔からたくさんスポーツやっていたり、タバコとかも吸わなくて、お酒も本当に毎日飲むようなタイプじゃなかったんで。まあ健康だろうって思っていました」

 ここでも体のアラートをスルーしたネイボールだが、しばらく経った後、再検査の知らせが来たことをふと思い出し1つ年上の妻に話したそうだ。

「妻がめちゃくちゃ怒って『バカじゃないの?』って。今すぐ行けって。病院の予約も全部妻がしたんですよ。病院に行ったのが1月31日が初めてでしたね」

 診断結果は慢性骨髄性白血病。さらに糖尿病を患っていることもわかった。

「治療しないともう死にますよって。大体1年とかそのくらいって言われましたね。すごくショックでした。ショックでしたし、先生が言っている内容とか全然理解できなくて、もう全然処理が追いつかないんですよ。最初の診察が終わって家に帰ってきたら妻がいたんで。ちょっと日本語間違えちゃって、もしかして糖尿病と白血球があるよって言ったんですよ。妻は糖尿病って聞いて糖尿病の方を心配したんですよ。『白血球じゃなくて白血病だ』って言ったら、もっとパニックになって、うわぁってなって、『白血球と白血病全然違うじゃん』って」

 検査と治療を行うためすぐに入院し、1カ月弱を病床で過ごした。現在は自宅で抗がん剤を服用し、進行をとどめていますが、病気に対しての短絡的な考えが招いた代償は大きく、あたり前の日常が一変した。

「これがボシュリフっていう薬で抗がん剤ですね。夜3錠飲むっていう感じですね。この子が僕の命綱の薬です。この小さな薬が。この薬はもう僕はずっと一生飲んでいくって形ですね」

「僕自身は入院していたので、外に行って色々映画見に行ったりとか遊びに行きたい気持ちはあるんですけど、ちょっと家にいる引きこもることが増えましたね。病気になってから免疫力が下がっちゃったんですよね。外に出て風邪とか菌とかもらいやすい体になっちゃっているので、この時期行かない方がいいって先生に言われたってことですね」

 制限された生活の他にも、苦しみが…

「副作用、今まで経験したことのない痛みが出て。深夜3時か4時頃にパッと目が覚めて、トイレに駆け込んで、その後も吐いちゃって、全部出たんですけど痛いんですよ。ナイフでお腹をひたすら刺されている感じで。その痛みがずっと1時間ぐらいトイレの中でも引きこもって。妻が家にいたんで助けを求めて、あまりにも僕が辛そうだったんで『救急車呼ぼうか』って話になったんですけど、僕はちょっと我慢じゃないですけど『大丈夫』って言って…」

(『ABEMA NEWS』より)

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