生活保護を受けていたさい銭泥棒。裁判で明かした「月4万円」の浪費内容に、『ななにー』のスタジオが衝撃を受ける一幕があった。
【映像】阿曽山大噴火がイラストで紹介「さい銭泥棒の衝撃裁判」
ABEMAにて4月7日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#20では、「いつ巻き込まれるかわからない! 意外と知らない最新裁判SP」と題した企画が展開。もしも自分が当事者になってしまった時に対処できるノウハウ、さらにあなたもいつ選ばれるかわからない裁判員裁判制度の仕組みを専門家をゲストに迎え、学んでいった。
2022年に起きた刑事事件で、裁判まで発展したジャンル1位は「窃盗罪」。その中では、金の使い道が謎すぎる「さい銭泥棒裁判」というものがあった。裁判ウォッチャーで芸人の阿曽山大噴火は「被告人は東京都内にある神社で、さい銭を盗んだわけですけど、被告人は(境内の)中に入っていって、さい銭箱を持ち上げて、ひっくり返したんです。普通はさい銭箱の中に何かを突っ込んで盗むみたいなことがほとんどなんですが、ひっくり返すという大胆な犯行に及びました」と話した。
それから阿曽山大噴火は「通行人がジャラジャラうるさいというので、気づき、スマホで撮影し、それが証拠となりました」と犯人が捕まった経緯について語った。
続けて阿曽山大噴火は裁判所の内容について紹介。「被告人へは『あなたは生活保護で暮らしていましたけど、贅沢できなくても、その金で暮らすという前提ですよ』『なんでお金がなかった? 何に使ったんですか?』という質問が飛びました。すると被告人は『お酒です…月に2万円くらいですね…』と(答えたそうです)」と明かした。
続けて弁護人が「お酒は犯罪じゃないですけど、ちょっと2万円は多いかもですね。今後、お酒はどうしてますか?」と聞くと、被告人は「やめます。もう2度と飲みません」と言ったそうだ。
さらに弁護人が「他には何に多くのお金を使ってた?」と聞くと、被告人は「あとはヤクルトです」と答えたという。ヤクルトという答えが打ち合わせになく、焦った弁護人が「ヤ…ヤクルト? 月、いくら使ってたの?」と質問すると、被告人は「多い月で4万円です」と告白したそうだ。
最後に弁護人が「じゃあ、今後、ヤクルトどうする?」と問うと、被告人は「月2万円に減らします」と返したそうで、スタジオからは「そこはやめないんだ(笑)」「健康にもいいもんね」などと笑い声が起きていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)