台湾東部沖で発生した地震で、震源に近い花蓮県の山間部で閉じ込められていた被災者の孤立状態が解消されました。
3日、台湾東部沖合で発生した地震で、震源に近い花蓮県では山間部の道路が土砂崩れや落石で寸断され、一時600人以上が孤立状態になりました。
台湾当局はヘリを使った救助と並行して道路の復旧作業を進め、6日から車での通行が可能になりました。
7日の朝、太魯閣峡谷にあるホテルや小学校などに取り残されていた344人のうち、300人以上が移動を始めました。安全確認や後片付けのために自主的に現場に留まる従業員などを除き、全ての人の避難が始まり、孤立状態は地震発生から5日目で解消されました。(ANNニュース)