対面謝罪は5万円から。謝罪代行サービスのプロが明かす怒りを収める方法にスタジオが興味を示す一幕があった。
ABEMAにて4月14日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#21では、「あなたは借りますか? 今すぐ借りられる人間レンタル大集合」と題した企画が展開。お金で人をレンタルし、自分でやるべきことなどを代わりにやってもらうサービスの実態に迫った。
番組には、謝罪代行サービスを行うレンタル人間が登場した。本人に代わって謝罪する謝罪代行専門「アイガプロ」は、電話で依頼を受け、「訪問謝罪」から「電話謝罪」「メール謝罪」まで、ありとあらゆる謝罪に対応しているという。
進行役のEXIT・りんたろー。が「どういうお仕事?」と具体的に聞くと、謝罪スタッフの佐藤さん(仮名)は「お仕事やプライベートで誰かを怒らせてしまった時、依頼者さんから依頼を受けて、僕たちが本人に代わって謝罪に行きます」と返した。
気になる料金だが、文章や電話での謝罪は1万円から引き受けるという。直接謝罪の場合は5万円以上が必要になってくるそうだ。さらに謝罪・打ち合わせの回数に応じて料金が加算される。
「アイガプロ」代表の鈴木さん(仮名)は「具体的には納品が間に合わなかった時とか、面会の約束を忘れていたなど、相手がすごく怒った時」とビジネスでのトラブルで利用するお客が多いことを説明。稲垣吾郎が「先方にはどう伝える? 正直に伝えるんですか?」と聞くと、佐藤さんは「基本的に(依頼者の)上司役として謝罪するケースが多いです。その場で(依頼者を)叱ります」と返した。
さらに鈴木さんが「依頼者をすごい勢いで怒る」と話すと、香取慎吾は「わざと叱ることで“もういいから”となるんだ」と謝罪プランに納得していた。その上で鈴木さんは「(私たち)偽物じゃないですか。なので会社さんにもOKをもらっています」と説明もしていた。
稲垣が「解決しないことは? (正体が)バレたことは?」と聞くと、鈴木さんは「解決しないことはないです」と返しつつ、先方が依頼者の会社にレンタル謝罪宛の電話をかけ、危うくバレそうになったことがあることを告白した。
なお、「アイガプロ」には土下座のプロもいるとのことで、鈴木さんは「土下座隊もいます」と説明。どうやら“土下座をやりたい”と望む3人の女性スタッフがいるそうで、「需要がある時に行ってもらう。滑り込むように土下座してました。(相手は)ひきますよね」と説明していた。
そのほかにも「ご近所トラブル」や「男女トラブル」で代行謝罪を行うこともあるそうだ。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)