アニメ「僕のヒーローアカデミア」第3話では、デクこと緑谷出久（CV：山下大輝）が、オールマイト（CV：三宅健太）の力を受け継ぐため、厳しい特訓に挑んだ。与えられた課題以上に努力するデクが、視聴者の心を掴んだようだ。
アニメ「僕のヒーローアカデミア」（通称、ヒロアカ）は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。5月4日からテレビアニメ第7期が放送スタートするほか、8月2日には劇場版第4弾の公開も控えている。
第3話「うなれ筋肉」では、オールマイトが自身の持つ個性“ワン・フォー・オール”をデクに継承し、ヒーロー輩出の名門である雄英高校に合格させようとした。しかし今のデクの肉体では、継承した力に耐えられない。そこでオールマイトは、トレーニングとして、ごみで埋め尽くされた海浜公園の区画一帯の清掃を命じた。
ほかにもオールマイトは、「AM4：00起床」「AM5：00～7：30有酸素運動」といったトレーニングメニューを考案し、彼自身も「ぶっちゃけ超ハードこれ。ついてこれるかな？」と言っていた。しかしデクは「ほかの人より何倍も頑張らないと」と奮起し、“地獄のトレーニング”がスタートした。
順調にトレーニングを進めるデクだが、ある日、オーバーワークで倒れてしまう。その原因は、オールマイトが組んだメニュー以上のことをしていたからだった。オールマイトが「やりすぎは逆効果だぞ！合格したくないのか」と叱ると、デクは必死に体を起こしながら「でも入るだけじゃ駄目なんだ」「僕はあなたみたいになりたいんだ！あなたみたいな最高のヒーローに」と返した。未来まで見据えたデクの向上心にオールマイトは感銘を受け、新たなプランを立てていた。
このシーンがお気に入りというファンも多く、ネット上では「デクは本当頑張り屋さん」「出来ない人間だから刺さる言葉がある」「倒れたデクの会話がめちゃくちゃ好き」と反響が寄せられていた。
そして課題を見事達成したデクは、小柄ながらもたくましい姿に変化していた。「わあああああああ」と雄々しく叫ぶデク役の声優・山下大輝の演技にも胸が熱くなってしまう。
(C)堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS
