「年下では笑わない」と宣言している永野が、パジャマ姿のぶっ飛び芸人から芸風について指摘され、泣きそうな表情を浮かべながら「すごい沁みました」と漏らすシーンがあった。
『チャンスの時間』は、気になるクセ強めの疑問を取り上げたり、気になる若手芸人が対決したりしながら、今後活躍しそうなニュースターを発掘していくバラエティー。千鳥がMCを務める。
この日は、『年下なのに永野を笑わせたら100万円! 第2回 年下お笑い大賞』が開催された。「年下の言うことは面白くない」「年下の世界観で笑わない」という永野の発言をきっかけにスタートした同企画。49歳の永野よりも年下の芸人だけが出場できる新たな賞レースで、永野を笑わせることができた年下芸人には、永野のポケットマネーから100万円が贈呈される。
NSCを首席で卒業した正統派漫才師である金魚番長のネタに対しては「無理だってこれで笑うのは。49歳がこれで笑っていたらおかしいって」と眉間にしわを寄せて厳しい意見を述べた永野。女装コントに定評のあるダニエルズのコントには「女装をすることで、女性の活躍の場を奪っている。こういうテレビコントみたいなのはイライラする」と容赦なく指摘した。
そんな永野の胸を打ったのが、前回大会で永野を笑わせかけた白桃ピーチよぴぴだった。頭にはサンタの帽子、ピンク色の上下セットのパジャマに黒の靴下、肩からクマのバックをかけて登場したよぴぴ。
最近、「熱血」という新しいお笑いジャンルに挑戦しているというよぴぴは、「自宅で開催したパジャマ飲み会での出来事」という何を言っているのかよくわからない漫談を披露した。ノブや大悟が不思議顔で見守る中、永野はよぴぴのナゾ漫談を前に笑いそうになり、歯を食いしばるような表情を見せた。
漫談のあとは「熱血リズムネタ」というネタを披露。規格外れのよぴぴのネタに、永野は思わず笑いを我慢するためなのか、急にバーン!と机を叩いてしまうというシーンもあり、ノブから「今笑いそうになった!」と指摘された。その後も永野は顔を何度もゆがめながら笑いそうになるのを我慢した。
ネタ終了後、よぴぴは真剣な表情で「永野さんは番組のことを考えて、ホンマはそんな人じゃないのに(毒舌を)言ってる。それを真に受ける視聴者もいて永野さんが損しちゃう」とコメント。芸人やお笑い好きならばエンターテインメントであることがわかるが、勘違いをして永野を叩くような視聴者がいることを指摘した。企画のコンセプトを考えてどんどん過激になっている永野の姿を見て「悲しかったです」ともコメントした。
真っすぐな目でよぴぴに方向性を分析された永野は、まさかの泣きそうな表情を浮かべた。その顔を見たノブは「泣きそうになってない?」とビックリ。大悟は「方向性をよぴぴに言われて沁みてる!」とコメントした。
「無理してほしくないけど、過激なことを言えば言うほど、面白いというのもわかります」というよぴぴに、永野は「企画と反しちゃうかもしれないけど、すごい沁みました」と心情を吐露した。また、よぴぴと同じことを地元の大切な友達からも言われたことを告白し、「よぴぴとは手を組みたい」とまで述べ、よぴぴが去っていく際には、つむじが見えるほど頭を下げた。
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