4月11日より順次放送中のアニメ「うる星やつら」第36話では、音楽プロジェクト・MAISONdes(メゾン・デ)の楽曲を起用した新たなOP映像とED映像が公開された。ラストクールにふさわしい切ないテイストが、「ちょっと涙が出たわ……」「本当に終わっちゃうんだなぁってすごく寂しくなった……」と視聴者の涙腺を刺激したようだ。
アニメ「うる星やつら」は、数々のヒット作を生み出してきた大物漫画家・高橋留美子氏のデビュー作が原作。小学館創業100周年を記念し、2022年10月から4クールにわたってテレビアニメ化されている。ガールハントが趣味の諸星あたる(CV:神谷浩史)と、彼に恋する鬼族の美少女・ラム(CV:上坂すみれ)を描いたドタバタラブコメディだ。
前回放送の第35話では、以前、三宅しのぶ(CV:内田真礼)に助けられたキツネ(CV:釘宮理恵)が再登場した。“おぼろ月夜の晩、まじないをかけたその春一番に生えたつくしを人間に食べさせると、一晩だけキツネの姿になる”という言い伝えを聞いたキツネはさっそくしのぶに会いに行き、つくしを食べさせようとした。
しかし、いざしのぶの家に着くと、持っていたはずのつくしがなくなっていた。するとキツネはラムの姿に変身し、「ラムだっちゃ」「キツネはつくしを落として困ってるっちゃ」などとラムの口調を真似して話した。
キツネ役を演じるのは人気声優の釘宮理恵で、キュートな演技に視聴者は大盛りあがり。「キツネラムちゃんかわいいわね」「くぎゅの『ラムだっちゃ』よし」「釘宮ボイス最高ですね」「くぎゅうのラムちゃんレア」と反響が続出していた。
最新話の第36話「みじめっ子・終太郎!!」からは第4クールに突入し、アニメ「うる星やつら」に第1クールから携わってきた音楽プロジェクト・MAISONdesによる新OP曲とED曲が流れた。
OP曲「バイマイダーリン feat. みきまりあ, ニト。」では、“バイバイ”や“終わり”といったワードが歌詞に散りばめられている。一方、「春紛い feat. アユニ・D, ニト。」を起用したED映像では、ラムを思いながら手を伸ばすあたるの姿が描かれている。両楽曲の作詞作曲を手掛けたボカロPのニト。は、ED曲について「最終クールの別れや悲しみ、切なさをアユニ・Dさんがストレートな感情表現で歌いあげてくださいました」とX(旧Twitter)でコメントしている。
2022年より放送されてきたアニメ「うる星やつら」も今回の第4クールで、いよいよラスト。切なさを感じる新OPとEDが「ちょっと涙が出たわ……」「果たしてどんな結末を迎えるのか」「OP神かよォ、ラストに相応しい可愛さと儚さ」「本当に終わっちゃうんだなぁってすごく寂しくなった……」と反響を呼んだ。
■第36話「みじめっ子・終太郎!!」
【あらすじ】
学校を休み、謎の特訓をしているという面堂。若を心配する黒子たちに相談されたあたるやラムたちは、面堂の様子を見に行くことに。憔悴し疲れた様子の面堂は、ラムを謎の特訓部屋に案内した。
(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会