アニメ「僕のヒーローアカデミア」第14話では、緑谷出久(CV:山下大輝)の良き理解者である麗日お茶子(CV:佐倉綾音)にスポットが当たった。回想シーンでは親想いの言葉を伝える幼少期のお茶子も登場し、「やばいいい子すぎる」と視聴者をメロメロにしていた。
アニメ「僕のヒーローアカデミア」(通称、ヒロアカ)は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久(CV:山下大輝)とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。5月4日からテレビアニメ第7期が放送スタートするほか、8月2日には劇場版第4弾の公開も控えている。
“個性”で人々や社会を守る職業「ヒーロー」を多く輩出する名門・雄英高校の敵<ヴィラン>連合襲撃事件から2日後。日本中から注目されるビッグイベント「雄英高校体育祭」の開催が担任の相澤から告げられた。ヒーロー科1年A組の面々は、事件直後にも関わらず意気が上がる。活躍次第でプロのスカウトの目にも留まるこのイベントに向けて、特にお茶子は目の色を変えて人一倍やる気を見せていた。
「麗日さんはどうして雄英に?プロヒーローになろうとしてるの?」と聞かれたお茶子の答えは「お金のためです」。不純だと言う彼女に出久が「意外だね」と驚いたが、お茶子には家庭の事情があった。
お茶子の家は建設会社を営んでいたが経営は芳しくなく、生活は苦しかった。しかしまだ幼かった彼女が親に「大きくなったら、父ちゃんと母ちゃんのお手伝いする!」と涙目で訴えた際、お茶子の父は「気持ちは嬉しいけどな。お茶子が夢叶えてくれる方が何倍も嬉しい」と優しく諭したのだった。そんなことを思いだしながらお茶子は「私は絶対ヒーローになって、お金稼いで父ちゃん母ちゃんに楽させたげるんだ!」と決意に満ちた表情で言い切った。
幼いお茶子の健気な姿に、視聴者からは「幼少期かわいいわぁ」「きゃわたんきゃわたん!」「やばいいい子すぎる」「すげぇ……尊敬するわ」と反響が寄せられていた。
なお2期スタートとなる第14話からは、新たにOPがシンガーソングライターの米津玄師が歌う「ピースサイン」に。EDも女性ボーカルグループ・Little Glee Monsterによる「だから、ひとりじゃない」に替わった。とくにED映像は雄英高校ヒーロー科1年A組の女性陣がピックアップされ、なかでもお茶子はソロのカットも描かれている。第14話はまさにお茶子づくしの回と言えそうだ。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS