アニメ「僕のヒーローアカデミア」で人気のエピソードのひとつ「騎馬戦」。圧倒的に不利な立場で臨むことになった出久の採った策略や、チーム戦ならではの機微、“個性”や発明品を駆使したダイナミックな戦いに、ネット上は「個性で切り抜けるドキドキ感楽しい」「空中バトルおもしろい」と盛りあがりを見せていた。
アニメ「僕のヒーローアカデミア」(通称、ヒロアカ)は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久(CV:山下大輝)とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。5月4日からテレビアニメ第7期が放送スタートするほか、8月2日には劇場版第4弾の公開も控えている。
“個性”で人々や社会を守る職業「ヒーロー」を多く輩出する名門・雄英高校で、日本中から注目されるビッグイベント「雄英高校体育祭」が開催された。第17話で描かれた第2種目は、第1種目の順位によって割り振られたポイントが書かれたハチマキを奪い合う騎馬戦。前話で描かれた第1種目の障害物競走を大逆転で制した出久は、1位の1000万ポイントを与えられ、全員から狙われる圧倒的不利な立場に。顔面蒼白になる出久だったが、覚悟を決めクラスメイトの麗日お茶子(CV:佐倉綾音)と常闇踏陰(CV:細谷佳正)、そしてサポート科に属する発目明(CV:櫻井しおり)とチームを組んだ。
騎馬戦が始まると出久たちは、発目の開発したアイテムとお茶子の個性である“無重力(ゼログラビティ)”を使って空中へ逃走。宙に向かって放たれた攻撃も、常闇が個性の“黒影(ダークシャドウ)”で防ぐ作戦に出た。すると今度は爆豪勝己(CV:岡本信彦)が爆破を利用して騎馬から飛び上がり、出久たちを狙う――。
一般的な騎馬戦では見られない作戦が飛び交うバトルに、視聴者からは「即席チーム本当に面白い」「アニメで動きがつくと、余計騎馬戦の空中バトルおもしろい」「見ごたえあった」「個性で切り抜けるドキドキ感楽しい」など反響が寄せられていた。
騎馬戦ではまた、これまで出久と仲良くしていた飯田天哉(CV:石川界人)がライバルとなる場面もあった。「(出久は)すばらしい友人だが、だからこそ君についていくだけでは未熟者のままだ」「俺は君に挑戦する」とあえて別のチームを選ぶ飯田の姿に胸が熱くなってしまうはずだ。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS