お笑いコンビ・ダイアンのユースケが、プロボクサー・那須川天心から強烈なパンチを受け、痛みに悶える場面があった。
今年4月からレギュラー放送がスタートした、ダイアンの冠バラエティ番組『ゲストダイアン』(毎週土曜午後4時〜、ABCテレビ)。本番組でのダイアンの立ち位置は、MCではなくゲスト。毎週異なるMCを迎え、番組内容も出演するMCに合わせて変化するのが特徴だ。13日の放送回は「那須川天心の俺がパワースポット」と題し、キックボクシングにおいて42戦42勝0敗を誇り、昨年プロボクサーに転向した那須川天心がMCを担当。普段から各地のパワースポットを巡り、最終的には自らが“人間パワースポット”になることを目標に掲げる天心が、ダイアンにパワーをチャージする企画が展開された。
初めに天心が、ダイアンのユースケと津田篤宏を連れて訪れたのは、東京・原宿の東郷神社。同神社には、日露戦争において圧倒的に不利といわれた海戦を勝利に導いた、東郷平八郎が祀られており、必勝のご利益があるとされている。天心も普段からよく足を運ぶというこの神社を、ダイアンの2人も参拝。境内にそびえ立つ巨木からも、自然のパワーをチャージした。
その後天心は、溜まったパワーの量をチェックするため、シャドーボクシングをするようダイアンに要求。動きが悪かった方には、天心が腹パン(腹部へのパンチ)をし、パワーを注入することになった。津田は「ちょっと待ってくれ」と怯えながらも、叫び声をあげて気合いを入れると、シャドーボクシングを開始。「えい、えい、ワンツー、ワンツー、アッパー、アッパー」といったかけ声とともに、威勢よくパンチを繰り出した。
一方のユースケは、相手の攻撃をガードする動きからスタートし、「ハッ、ハッ!」などと言いながらパンチを連打。その様子を見た津田から「ふざけてんな。完全ふざけてんな」とツッコミが飛んだ。ふざけモードはその後も続き、ノーガードで顔を前に突き出すなど、笑いを取りに行ったユースケ。終了後には「ちゃんと相手を想像しないと意味がない」と特定の相手を想像していたことを明かし、誰なのかと聞かれると、トミーズ雅の名前を挙げた。
「雅さんにも失礼」との理由から、ユースケにはパワー注入が必要だと判断され、腹パンを受けることに。「いきますよ」と言う天心に、ユースケが「はい」と返事をした直後、ドスッという音とともに強烈なパンチが炸裂。ユースケは「うわー、いたーい!」と声をあげ、苦しそうな表情で壁にもたれかかった。格闘技界の神童・天心の腹パンは、なかなかの威力だった様子。ユースケは腹部を押さえながらその場にうずくまり、津田から「どう?痛い?」と聞かれると、「思ってた5倍強かった」と想像を上回る強さだったことを明かしていた。