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【映像】涙するメンバーも…選抜発表の瞬間
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 アイドルグループ「僕が見たかった青空」の2度目となる選抜発表が行われ、メンバーが“青空組”と“雲組”に再度振り分けられることに。ABEMAエンタメは選抜発表の瞬間に独占密着。選抜をめぐる彼女たちの心の葛藤、そして心境の変化に寄り添う。

【映像】涙するメンバーも…選抜発表の瞬間

 アイドルグループ「僕が見たかった青空」通称“僕青”。去年6月に結成したばかりにもかかわらず日本レコード大賞の新人賞を受賞。今年1月に発売されたセカンドシングル『卒業まで』はBillboard JAPAN週間シングル・セールスで1位を獲得した。そんな僕青に転機が…。東京の桜の開花が待たれた3月30日、サードシングルの選抜発表が行われた。

 選抜メンバーで構成される青空組は、表題曲となるメインの楽曲を担い、メディアでのプロモーションを軸に活動する。一方の雲組は、ライブなどリアルイベントを中心に活動。つまり、この組み分けにより今後の活動が大きく変わってくるのだ。メンバーは発表の前日に選抜が行われることを知らされていた。

萩原:みんなと一緒にいるときに聞いたんですけど、家に帰ってからも寝られなくて

八重樫:どっちかって言ったら、もちろん青空組に行きたい気持ちもあるけど、雲組でいろいろ学んだこともあるので…うーん青空組(に入りたい)。

塩釜:選抜発表がありますよって聞いた時は杉浦英恋と宮腰友里亜と一緒にいて、ついにきたねっていう話をして、3人とも不安が大きくて、とりあえずハグしようって言って、ハグして明日頑張ろうねって言う話をしました。

 緊張した面持ちのメンバーたち。いよいよ選抜の発表だ。

スタッフ:名前を呼ばれたら立ち上がらずその場で返事をしてください。それでは発表します。安納蒼衣。伊藤ゆず。金澤亜美。工藤唯愛。塩釜菜那。西森弥。早崎すずき(※早崎の崎は正式には「たつさき」)。八木仁愛。柳堀花怜。吉本此那。そして秋田莉杏。名前を呼ばれた11名、立ってください。以上の11名がサードシングルの青空組になります。そして、センターは八木にお願いしたいと思います。座ってください。改めてですが、僕が見たかった青空の選抜制というのは、2チームで動くことで活動の場を広げていくということを目的にしています。青空が上、雲が下というような意味の選抜ではないです。見上げた空が雲ひとつない青空というよりも、澄み切った青の中に個性豊かな雲が広がった青空の方が魅力的だと思っています。新たな青空組、雲組。23人で力を合わせて頑張っていきましょう

青空組

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 サードシングルの青空組に選ばれたのは、11人。新たに加わるのは秋田梨杏だ。

秋田:率直に一番驚きの気持ちが大きかったです。ちょっとほっとしたというか。

柳堀:セカンドシングルでやってきたことが評価していただいているからこそ、引き続き青空メンバーになっていると思うので安心はしました。

工藤:前回よりも、もっと自分が決めた目標とかをできるようになったりするために、もっと頑張らなきゃなって思いました。

西森:選抜制というものを意味あるものにしなきゃいけないなって改めて思ったので、僕青という名に恥じないように、「なんで西森なんだ」って思われないように頑張っていきたいと思います。

雲組

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 一方、雲組となったのが、12人。青空組から加わったのが杉浦英恋と宮腰友里亜だ。発表後の杉浦は、どこか安堵しているようにも見えた。

杉浦:わかんないですけど、表現も合っているかわかんないですけど、すごい肩の荷が下りたというか、すごい視野が広がったような気がしています。青空組にいて、きっと自分で思っていなかったプレッシャーとかもあったのかなって思っています。

宮腰:率直に悔しいですね。やっぱり二人だけだったので落ちたのが。青空組でダンスレッスンだった時も自分だけついていけてなくてそれでその日のレッスンでも悔しくて、なんでできないかわかんないから

須永:自分も悔しかったけど、ファンの皆さんも一緒に悔しいとか悲しいっていう気持ちになっちゃったかなと思って。

持永:ショックもあるけど、ちょっと納得もしてしまうところもあって。歌とダンスをすごい頑張ってきたけど、アイドルに必要なのは歌とダンスだけじゃないし、他にももっと大切なことがあるから。

八重樫:雲組の単独公演とかすごく楽しかった思い出っていうのが、楽しかった思い出っていうか3rdの期間でもっと成長していけたら良いなって。でもちょっと…もうほんと無理。雲組で嫌だとか別に本当に思わないし、でももっと成長していける期間にしたいなって思います。

 そして、ファースト、セカンドに続き、サードシングルでもセンターに選ばれたのが八木仁愛だ。

八木:これから僕青を知っていただく過程で、すごい大事なところだと思うので、引き続き気を引き締めて頑張っていきたいなって思っています。

 淡々とインタビューに応じ、強さを身につけたようにも見える八木。…というのも去年8月、ファーストシングルのセンターに抜擢されたときには「顔とかも特別可愛い方じゃなければ華がある方でもないので、そこ(センター)は あまり合ってないなって自分で思ってしまいます」と話していた。また、セカンドシングルでセンターに選ばれた際にも戸惑いを感じていた八木。しかし、今回は…

八木:パフォーマンス面もそうですし、意識的なものもやっぱりメディア系に出させていただくことが多くて、人目に触れることが多いので、みんなそうだけど、そこの活動に対しての意識とかはやっぱり高めていきたいなと思います。

 センターを担い続けてきたことで、強さを身につけたのだろうか?

八木:ファースト、セカンドって同じセンターっていう立ち位置でやらせていただいてて、きっと立ちたかった子もいるだろうし、青空組っていうか、やっぱり選抜ってなってるから、その組に入りたかった子もいただろうしって考えたら、なんか私があんまりなよなよしてたらウザいかなって。強くなったねって言われるんですけど、多分弱さを隠すのが上手になったんだと思います。

新体制の僕青 結成1周年ライブへの意気込み

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 選抜発表から1週間後、レッスンスタジオに伺った。新体制となった僕青。結成1周年を迎える6月には過去最大規模となるZEEPダイバシティーでのライブが開催される。

早崎:自分たちを一番最大限にアピールできる場所だと思うので、すごくそれに向かってたくさんみんなで協力して準備したいです。

長谷川:1年間、誰一人欠けずに23人でファンの皆さんに支えていただきながら駆け抜けてきたので、その私たちのメンバー23人とファンの皆さんの団結力をライブで発揮できたらいいなと思います。

塩釜:やっぱり私たちがちょうど世間の方にお披露目されたメンバー発表会。この場所で1年ぶりにパフォーマンス、ライブさせていただくので、そこで自分たちがどう成長したのかっていうのも知りたいし。逆にやっぱり今までずっと応援してくださる方とかもいたので、その方が1周年で、やっぱ僕青応援していてよかったなって思っていただけるようなライブにしたいです。

 最後にセンター八木にサードシングルへの抱負を聞いた。

八木:デビューシングルとセカンドシングルをセンターとして立たせていただいてて、たぶん同じ人が複数回同じ位置でやるってなると飽きとかも生じるかなって思うので、そこらへんは自分の中でも変化をつけながら、やっていけたらなと思うし。区切りとしてはきっと結成から2年目になるので、またしっかりした僕青らしさっていうのを出せるような、一歩成長して、確立された自分たちを見ていただけるような年にしたいなと思っています。

(『ABEMA NEWS』より)

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