グローバルガールズグループ誕生プロジェクト『I-LAND2 : N/a』第1話にて、サバイバル番組への挑戦が3度目となる練習生が酷評を受け涙した。
『I-LAND2 : N/a』は、2020年にENHYPENを誕生させた大規模プロジェクト『I-LAND』の最新シリーズ。Mnetと、BLACKPINKや2NE1などのヒット曲を誕生させたトップクラスのプロデューサー・TEDDYが首長を務めるTHEBLACKLABELがコラボレーションし、新たなグローバルガールズグループを誕生させる。参加者は日本人6名を含む24名。メインプロデューサーはTAEYANG(BIGBANG)、ミュージックプロデューサーは24、VVN、パフォーマンスディレクターはMONIKA、Leejung Leeが務める。第1話では参加者を「I-LAND(アイランド)」と「GROUND(グラウンド)」に分ける入場テストが行われ、プロデューサー5人中3人から票を得られた12人のみが、豪華な待遇が得られる「I-LAND」に入ることを許された。
「歌ってないみたいでした」と辛辣な評価
16歳のナム・ユジュはこれまで「CAP-TEEN」「青春スター」へ出演しており、サバイバルオーディション番組への挑戦は今回が3回目。プロデューサーたちは「彼女の切実さが伝わってきますね」「人生のほぼすべて、サバイバルで挑戦を続けてきたということですよね」と彼女の境遇について語り合う。
ユジュは入場テストにて、日本人練習生のユイ、ココとともに、NCT Uの「Baggy Jeans」を披露する。事前のインタビューでは「みんな実力もあるし、それぞれの魅力が際立っていると思います」と自信を見せていた。
床に寝そべったユジュの背中を2人がまたぐ斬新なフォーメーションから、パフォーマンスはスタート。難易度の高い曲だが、3人はキレのいいダンスを披露していく。しかし途中のパートでユジュはあろうことかボーカルを飛ばしてしまい、プロデューサーは怪訝な表情を浮かべた。
プロデューサーの24は「ステージ自体は微妙でした。曲に対する解釈がちゃんとできていない気がしました。体にしっくり身につけて、適当に踊っているように見えても、かっこよく見えなきゃいけないんですけれども、うまく表現できていなかったと思います」と厳しい声。さらに「ユジュさんは自分のパートが来た時に、もっと明確に表現してほしいです。歌ってないみたいでした」と、ユジュへも辛辣な感想を伝えた。
ユジュは2点しか獲得することができず、「I-LAND」への入場権を得ることはできなかった。彼女は意気消沈した様子で、「4年間練習してきた時間を否定された気分です。自分が一体何をしてきたのかと思いますし、ずっと認められていない気がして、自分自身に怒りを覚えました。プライドが傷つきました」と呆然。のちに24は「ユジュさんはオールラウンダーだけど、何か1つこれといった武器がないのが残念でした」とも語っていた。
(『I-LAND2 : N/a』/ABEMA KPOPチャンネルより)