グローバルガールズグループ誕生プロジェクト『I-LAND2 : N/a』第1話にて、日本人練習生のココがNCT Uの「Baggy Jeans」で類い稀なダンスの実力を発揮した。
『I-LAND2 : N/a』は、2020年にENHYPENを誕生させた大規模プロジェクト『I-LAND』の最新シリーズ。Mnetと、BLACKPINKや2NE1などのヒット曲を誕生させたトップクラスのプロデューサー・TEDDYが首長を務めるTHEBLACKLABELがコラボレーションし、新たなグローバルガールズグループを誕生させる。参加者は日本人6名を含む24名。メインプロデューサーはTAEYANG(BIGBANG)、ミュージックプロデューサーは24、VVN、パフォーマンスディレクターはMONIKA、Leejung Leeが務める。第1話では参加者を「I-LAND(アイランド)」と「GROUND(グラウンド)」に分ける入場テストが行われ、プロデューサー5人中3人から票を得られた12人のみが、豪華な待遇が得られる「I-LAND」に入ることを許された。
「この世代の顔」とビジュアルも絶賛
17歳の日本人ココは、3歳からダンスを始め、173.5cmの長身が目を引く練習生。中学生の頃からK-POPアイドルを目指している。序盤から「ダンスが上手すぎる」と話題になっており、練習生による投票でダンス1位に輝いていた。しかしプロデューサーのLeejung Leeは「背が高いとダンスは難しいかもしれません」と心配そうに語る。
入場テストで彼女は、ユイ、ナム・ユジュとともにNCT Uの「Baggy Jeans」を披露する。プロデューサーたちは「上手なだけではなく、本当に研究が必要な振付」「動作そのものがカッコ良くなければいけません。存在そのもののかっこよさを伝えられるでしょうか」と、この楽曲の難易度を語り合う。
ココはクールな眼差しとは裏腹に、挨拶では「スマイルうさぎですが、ステージではカッコよくて魅力的なココです」と、韓国語で少し噛みながらのんびりとした口調で話し、切れ長な目が与えるクールな印象とのギャップを見せた。プロデューサーたちも彼女の魅力を「最近の世代にぴったりな、この世代の顔だね」「唯一無二のギャップの魅力」と笑顔で話す。
しかしステージが始まると一変。ココはダイナミックなダンスを見せ、サビの特徴的で複雑な足の動きも余裕で決めて見せる。フロアを使った振付では見守る練習生たちから「ココ、やばい!カッコいい!」と歓声が起こった。
プロデューサーのTAEYANGは「ココさんは話す時には韓国語がまだ拙い感じがありましたけど、歌っているときやラップをしているときは全くそう感じられなかった。とてもたくさん努力してきたんだなということが伝わってきました」と称え、ココはその言葉を噛み締める。
しかし24は、グループのパフォーマンス全体について「ステージ自体は微妙でした。曲に対する解釈がちゃんとできていない気がしました。体にしっくり身について、適当に踊っているように見えてもかっこよく見えなきゃいけないんですが、うまく表現できなかったと思います」と厳しい感想を伝える。結果、ココは3票を得て、ギリギリのところで「I-LAND」入りを決めた。
(『I-LAND2 : N/a』/ABEMA KPOPチャンネルより)