生後8カ月のコアラの体重測定日。飼育員があの手この手で測定をしようとするも、コアラの赤ちゃんは“全力拒否”。最終的には飼育員の背中にのぼってしまう姿に、SNSでは「かわいい!」「ずっと見てられますね!」など話題を集めている。
投稿したのは、コアラのナギちゃん(生後8カ月)を飼育している、淡路ファームパークイングランドの丘(@englandhill_zoo)。「今日はコアラの赤ちゃんの体重測定日」とコメントを添えて、動画をSNSにアップした。
動画には、体重測定機に乗せようとする飼育員と、それに抵抗するナギちゃんが映っている。飼育員がコアラのぬいぐるみを測定機に乗せて誘導するも見向きもせず、ナギちゃんは飼育員から離れようとしない。とうとう飼育員の腕を伝って背中までのぼってしまった。
今後、活発な子になりそうだというナギちゃん。ニュース番組『ABEMA Morning』は、体重計に乗せるための作戦を飼育員に聞いた。
「コアラの赤ちゃんはお母さんにしがみついていることが多いので、できるだけお母さんに近いような質感のものにつかまらせておくことで、赤ちゃんが安心して計測できるようにという目的がある。(飼育員に)つかまっている間はコアラの緊張が抜けていくのが伝わってくるので、だんだんのぼっていくうちに力が抜けていくのを感じたので、一旦緊張を抜いてからぬいぐるみに再度つかまらせて体重を量った」(淡路ファームパークイングランドの丘・動物飼育員担当係の後藤敦さん)
ナギちゃんも大きくなったのでぬいぐるみとの体重測定は卒業間近。飼育員は次なる施策を考案中なのだとか。
動画を見た人からは「かわいい!」「ずっと見てられますね!」などのコメントが寄せられている。(『ABEMA Morning』より)