大谷翔平選手が大活躍し、日本が優勝を収めた「第5回 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。その影響で株価が上がった意外な企業を、カリスマ投資家が明かす一幕があった。
ABEMAにて4月28日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#23では、「大失敗? ボロ儲け? 株・新NISA・仮想通貨って一体なんなの? 令和最新投資SP!」と題した企画が展開。2024年に入り、新NISAが始まり、日経平均株価がバブル期を超えるなど、投資や株に注目が集まっているが、番組では、投資のプロと投資で失敗した人をゲストで呼び、投資のリアルを学んでいった。
大谷選手がWBCで活躍したことにより、株価が上昇した企業はなんと「大谷工業」。2024年の2月に累計利益100億円を達成したカリスマ投資家のテスタ氏が「ダジャレみたいなものなんですけど、大谷工業という会社があって、(大谷選手とは)全然関係ないけど、株価がすごい上がった」と説明すると、草なぎ剛は「単純だね」と驚いていた。
香取慎吾が「それはこういうニュースがあったから、(連動して)グラフでも上がったと言われているんですか?」と聞くと、テスタ氏は「完全にそうです」と答えた。WBCが始まる前、大谷工業は「一株4,235円」だったそうだが、大谷選手の活躍により、日本が優勝した時には「16,050円」まで上昇していたという。株価が4倍に膨れ上がったのだ。
さらにテスタ氏は「先日も(大谷選手が)ご結婚されたじゃないですか。そのニュースによって大谷工業は関係ないのに(また株価が)上がった。単純な連想で動くこともある」と説明。その上でテスタ氏は「業績に関係ないのに、ダジャレで上がった株はすぐに下がる傾向がある。業績が伴っているかを見るのも大事」と補足していた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)