アニメ「ゆるキャン△ SEASON3」第4話が4月25日より順次放送中。人気声優の豊崎愛生が1人で7役を演じ分けて、視聴者から「キャスト欄で凄いことになってた」「女山寺宏一を目指すのか?」と驚きの声が相次いでいる。
【動画】7役の1つ、豊崎愛生の演じた”ガイコツ”(5分10秒ごろ〜)
同アニメは、累計1000万部を突破し、キャンプブームを巻き起こしたあfろ氏による大人気漫画が原作。女子高生たちが本格的にキャンプをする姿と、ゆるい空気感が魅力の作品だ。2022年に公開された劇場版アニメもヒットを記録したほか、実写ドラマ版も注目を集めた。
前回放送の第3話では、土岐綾乃(CV:黒沢ともよ)と志摩リン(CV:東山奈央)がツーリングを楽しんだ。合流した時点で綾乃は疲れ切っており、「100ccでもこんな疲れるのに、50cc(の原付)で伊豆行っちゃうリンちゃんはヘンタイだね絶対」と発言。リンは「ヒドい言われようだよ」とツッコミを入れた。
この「ヘンタイだね絶対」は、グッズ化されるほど人気のセリフだ。そんな原作の名セリフがアニメ版でも描かれて、X(旧Twitter)上で「これを聴ける日が来るとは」「みんな大好き『ヘンタイだね絶対。』」「黒沢ともよファンにはたまらないともよヴォイス堪能回だな……」と喜びの声が続出した。
最新話の第4話「畑薙アタック!!地獄のデスロード」では、各務原なでしこ(CV:花守ゆみり)とリン&綾乃のペアが、お互い合流するまでダムの観光やツーリングを楽しんだ。イメージ映像などの中で、列車やバイクがしゃべり出す場面もあったが、人気声優の豊崎愛生がこれら全てを演じている。
エンドロールでは、「列車」「ガイコツ」「しぶき橋」「ダム」「石たち」「トンネル」「バイク」、計7役に豊崎の名前がクレジットされており、「キャスト欄で凄いことになってた」「擬人化職人な豊崎愛生さんw」「役名と役数のとんでもなさよ」と視聴者はびっくり。「女山寺宏一を目指すのか?」と、“七色の声を持つ男”の異名を持つ声優・山寺宏一の名前を挙げるコメントもあった。
第4話「畑薙アタック!!地獄のデスロード」
<あらすじ>
旅客と交流しながら、鉄道一人旅を満喫するなでしこ。目的の駅に着いたあとは、吊り橋を渡り、キャンプ場を目指す。しかし、リンと綾乃が到着するまで時間があったので、なでしこはキャンプの準備を始める前に周辺のダムを観光しつつ、再び電車に乗って奥大井湖上駅を目指していく。一方、ツーリング中のリンと綾乃は、落石が転がる険道を進みながら、吊り橋巡りを続けていて……。
(C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト