松本まりかが結婚詐欺師を熱演する『ミス・ターゲット』にて、主人公のがどうして詐欺師の道を選んだのかついに判明。主人公の母の命を奪ったと言えるある人物への復讐が明らかになった。
4月28日(日)、松本まりか主演の新ドラマ『ミス・ターゲット』(ABCテレビ)第2話が放送された。
朝倉すみれ(松本まりか)は警察からもマークされる百戦錬磨の結婚詐欺師“ミス・ターゲット”。鮮やかな手口で悪人から大金を巻き上げてきたすみれだが、第1話では詐欺師を辞め、お金持ちと結婚するため本気の婚活に取り組もうとする姿が描かれた。
第2話ではそんなすみれが結婚詐欺師になった理由が明らかに。すみれは後輩の詐欺師・玉木萌(鈴木愛理)に「チベットから来日した伝説の占い師から『詐欺師が天職』と言われた」と語った。
ところがそれは大嘘で、真の理由は他にあった。すみれの詐欺の師匠・馬淵弥生(筒井真理子)は萌に「そんなわけないっしょ」と切り出し、「萌だから話すけどさ、あの子ねぇ…人を殺そうとしてたの…」と衝撃の過去を暴露した。
弥生は「すみれの母親は(亡き夫の)借金を返すために昼も夜も働いて、体調を崩しても病院に行かなかったの」「がんが見つかった時にはもう手遅れだった。すみれの母親をそこまで追い込んだのは黒崎って男でね」と因縁の相手を明かした。
当時、すみれはまだ学生。弥生は黒崎を殺そうと刃物を握りしめるすみれを説得し、「体を傷つけるよりもさ、心やっちゃう?その方がもっといい復讐になるから!」とすみれを踏みとどまらせた。弥生は「私が結婚詐欺のノウハウを5年かけてすみれに教えたの」と萌に告白。「それから黒崎に近付いて、(すみれは)半年以上かけて大金を騙し取ったの」と打ち明けた。「その後、黒崎がやってきた詐欺とか、企業恐喝とか、悪事を警察に通報したの。黒崎は逮捕されて、すみれの復讐は終わった」と弥生。「一番嫌いな人間の前で笑わなきゃいけないんだからさ、辛かっただろうね。それからよね、すみれがあんな生き方しかできなくなったのは」と詐欺師の悲哀を織り交ぜて独白を締めた。
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