トレンディエンジェル・斎藤司が競馬で負けた2000万円を取り返そうと仮想通貨で大失敗した過去を明かした。その上で、カリスマ投資家が「敗因は先輩芸人からのアドバイス」と指摘する一幕があった。
ABEMAにて4月28日（日）に放送された『ななにー 地下ABEMA』#23では、「大失敗？ ボロ儲け？ 株・新NISA・仮想通貨って一体なんなの？ 令和最新投資SP！」と題した企画が展開。2024年に入り、新NISAが始まり、日経平均株価がバブル期を超えるなど、投資や株に注目が集まっているが、番組では、投資のプロと投資で失敗した人をゲストで呼び、投資のリアルを学んでいった。
斎藤は競馬で負けた2,000万円を取り戻そうと躍起になり仮想通貨に挑んだそうだ。しかしこれが大失敗の始まりだった。斎藤は「4〜5年で2,000万円負けた。ヒドい時は、（吉本興業の劇場がある）ルミネの出番の時、1日3ステージあるんですけど、ルミネ行く前に20万円負けるわけです。2ステージ前に40万円負けて、3ステージ目には70万円の負け。最後はこういう（フラフラの）状態で出ていた」と振り返った。
そんな生活をしている内に、負けた額が2,000万円に到達。斎藤は「『M-1』を優勝した直後くらいに（平成ノブシコブシの）吉村（崇）さんが仮想通貨を教えてきた。いわゆるリップルというやつ」と、仮想通貨にハマったきっかけを説明した。
自身も生粋のギャンブラーである斎藤は「うまい話だなって思った。こんな楽なことはないなと思って、30万円買った」と購入に踏み切ったそうだ。その上で「しばらく持ってたら、20万〜30万円くらい上がった。でも気づいたら、ちょっと下がって、焦った。“下がってきた！”と思って、売って、マイナス10万円くらいになんとか留めた。損切りが上手くいったと思った」と当時の自身の状況を説明した。
斎藤はそんな損切りを繰り返し続けたそうで、「（投資で）儲かった経験はない」と口にした。この話を聞き、2024年の2月に累計利益100億円を達成したカリスマ投資家のテスタ氏は「なにより吉村さんに（仮想通貨のことを）聞いたのが問題。（番組で共演したことがあるが）吉村さんはリスクの高いのを選ぶ、生粋のギャンブラー」と説明しつつ、「投資はギャンブルではない」と言い切った。
さらにバブル崩壊で信用取引に失敗し現在も2億円の借金があるという夫婦漫才コンビ「かつみ・さゆり」のかつみはスタジオのEXITに対し「吉村に『買え、買え』言われなかった？」と質問しつつ、「東京では吉村が言ってて、大阪ではたむけんが言ってた」と、仮想通貨にハマっていた芸人の具体名を明かしていた。
（ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より）
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