2023年11月よりスタートした韓国のオーディション番組『UNIVERSE TICKET』より誕生した、8人のメンバーによるガールズグループ・UNIS(ユニス)。28日、ファーストミニアルバム「WE UNIS」発売記念来日リリースイベント終了後に合同取材が東京・有明で開催され、日本人メンバーのナナとコトコが夢について語った。
UNISは韓国人4人(パン・ユナ、ジョンジュ、オ・ユナ、ソウォン)、日本人2人(ナナ、コトコ)、フィリピン人2人(エリシア、ゼリーダンカ)で構成されたガールズグループで、韓国SBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて送る初のガールズグループオーディション番組『UNIVERSE TICKET(以下ユニチケ)』から誕生。2023年3月27日にデビューミニアルバム「WE UNIS」で正式にデビューし、2年6か月間の期間限定で活動を行う。
ナナ「勇気を出して挑戦したから今の私がいる」
アイドルグループ・PRIKILのメンバーとして日本で2022年にデビューしたナナ。2007年生まれの16歳で、スタイルの良さ、そしてオーラの強さで番組当初から一際注目を集めていた。デビューという夢を叶える秘訣について聞かれたナナは「私は挑戦することだと思います。『UNIVERSE TICKET』に出ることが決まった時、韓国語が自己紹介ぐらいしか出来なくて、1 人で韓国に来ることがすごく怖かったけれど、勇気を出して挑戦したから今の私がいると思うからです」と当時を振り返った。
番組当初は歌・ダンスともに未経験でオーディションに参加するも、持ち前のアイドル性で序盤から注目を受け、努力を重ねて見違えるような成長を見せてきた同じく16歳の日本人練習生・コトコ。番組では金髪ヘアが印象的だったが、現在は茶色にイメチェン。そんなコトコは「楽しむこと、モチベーションを保つことだと思います。他国で新しい経験をするということは、私にとってとても勇気が必要なことでしたが、私にはアイドルになりたいという大きな夢があり、このモチベーションがあったからこそ、こうしてUNISとしてデビューできたんだと思います。そして、辛いことがあっても楽しもうとする気持ちさえあれば、何事も乗り越えられると思うので、気持ちが大事だと思います」と明かした。
撮影:野原誠治