求めたのはシンプルに「強さ」だった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」ドラフト会議の模様が4月27日に放送され、菅井竜也八段(32)は1巡目に佐藤康光九段(54)、2巡目は1度抽選で外した後に丸山忠久九段(53)を指名した。自分より20歳以上も先輩の2人だが、指名理由は「本当に将棋がすごく強いという理由だけです」というド直球。タイトル戦にも続け様に出場し、強さに磨きがかかる「岡山の竜」が、勝つ気満々で大会に臨む。