「初代リニアの時速は何km?」というクイズに、3時のヒロイン・かなでがまさかの回答をし、スタジオが笑いに包まれる場面があった。
【映像】3時のヒロインも驚き!時速500kmのリニアが走る様子
大人顔負けの知識を持つ子どもの“博士ちゃん”から、サンドウィッチマンと芦田愛菜がさまざまなことを学んでいくバラエティー番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系、毎週土曜よる6時56分〜)。4月27日放送回は、新幹線開業60周年を記念し「世界が賞賛!日本のスゴ技SP」と題した企画を展開。新幹線を支えるさまざまな技術に詳しい博士ちゃんたちが集結し、日本の新幹線のスゴ技を徹底解説した。
番組後半では、次世代の新幹線・超電導リニアにスポットを当て、ゲスト出演した3時のヒロインと、新幹線にも詳しい“バブル博士ちゃん”の中澤大輔くん(14歳)が、山梨県にある実験施設を訪れた。施設へ入る前に、まずは大輔くんがリニアにまつわる基礎知識を解説。そもそもリニアとは、磁力で車体を浮かすことにより、従来の新幹線の限界を超え、時速500kmのスピードを可能にした乗り物であることや、1962年に研究がスタートし、1972年に初代のリニアが製造されたことなどが紹介された。
ここで大輔くんは「初代リニアは時速何kmだったと思いますか?」と3時のヒロインに問題を出題。ヒントとして、東海道新幹線の現在の時速は285km、1972年当時は時速210kmだったという情報も伝えられた。この問題にかなでは「119キロ」と回答。ほかの2人から「遅くない?」とツッコまれると、かなでは「あ、ごめん、自分の体重言っちゃった」と明かし、VTRを観ていたスタジオメンバーも大爆笑。サンドウィッチマンの富澤たけしは「あるなぁ…」と率直な感想を口にしていた。ちなみに正解は、時速60km。当時はこれが技術の限界だったそうで、大輔くんは「リニアの研究10年間の集大成がこれだったんです」と語っていた。
その後は施設の屋上から、特別にリニアの走行試験を見せてもらえることになった。屋上へ上がった大輔くんは「こんな間近で見られるってすごい。貴重すぎますよ」「リニアの線路って約9割トンネルなので、地上で見られるのはレアなんですよ」と感激しきり。東京〜大阪間を最速67分で結ぶリニアの線路は、スピードを出すためほぼ直線。ルートの約9割がトンネルとなっており、走行する姿や線路を見られるのは、とても貴重なのだという。
その後、3時のヒロインと大輔くんの目の前をリニアが通過。時速500kmのスピードを間近で体感した一同は「速い!速い!」と大はしゃぎで、リニアが走り抜けていった後も「一瞬のことすぎて…」「何今の!?」などと口々に言い、興奮冷めやらぬ様子だった。