3時のヒロインと、新幹線にも詳しい“バブル博士ちゃん”の中澤大輔くん(14歳)が、山梨県にある超電導リニアの実験施設に潜入。4人は特別にリニアへの乗車を許可され、まるで空港のような室内ホームや、快適な車内空間、そして時速500kmのスピードを体験した。
大人顔負けの知識を持つ子どもの“博士ちゃん”から、サンドウィッチマンと芦田愛菜がさまざまなことを学んでいくバラエティー番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系、毎週土曜よる6時56分〜)。4月27日放送回は、新幹線開業60周年を記念し「世界が賞賛!日本のスゴ技SP」と題した企画を展開。新幹線を支えるさまざまな技術に詳しい博士ちゃんたちが集結し、日本の新幹線のスゴ技を徹底解説した。
番組後半では、次世代の新幹線・超電導リニアにスポットを当て、ゲスト出演した3時のヒロインと大輔くんが山梨県の実験施設へ。「時速500kmのリニアを支える日本のスゴ技5つ」と題し、5つの“スゴ技ポイント”が紹介された。1つ目のポイントは、自動運転だということ。リニアは指令室からコンピュータで遠隔制御され、運転士は乗車しない。あらかじめ決められた通り走行することで、スムーズなダイヤ運行が可能になるのだという。
その後一行は、リニアに乗車するため、新幹線でいうところのホームへ向かった。大輔くんは「空港みたいですよね」と室内に設けられたその空間を表現し、早くも大興奮。「博士ちゃん 1号」と列車名、列車番号が表示された電光掲示板を見つけ、ますますテンションの上がる大輔くんだったが、スタッフから「もうリニアが来ちゃう」と声がかかり、先を急ぐことに。さらに進んでいくと、乗車口につながる自動ドアが現れた。自動ドアの奥にある扉が開くと、リニアの乗車口がお目見え。そして、乗車口に向かって手前からスロープが動き、装着されると、3時のヒロインの3人は「宇宙船みたい」「めちゃくちゃ近未来」などと口々に興奮の声を上げた。
こうしていよいよ、リニアの車内に足を踏み入れた4人は「スゴい!スゴい!」と連呼し大はしゃぎ。3時のヒロイン・かなでは窓の形に注目し「窓が飛行機っぽいね」とコメントした。その後は、2つ目の“スゴ技ポイント”として、グリーン車並みの広さを誇る座席が紹介された。東海道新幹線のグリーン車が幅48cmなのに対し、リニアの座席は47.7cm。さらに、背面にスポンジ素材を使用することで、軽量化と座り心地の良さを実現しており、実際に座った感想として「けっこうフカフカ」「座面も沈み込んで快適」などの声が。そのうえ各席にはUSBポートも完備。東京〜大阪間を最速67分で結ぶリニアだが、短い乗車時間でも快適に過ごせるよう、さまざまな工夫が凝らされているのだ。
そうこうしていると、ついにリニアが動き出した。まずはタイヤで走行した後、時速150kmに到達すると車体が浮く仕組みになっており、座席の前に設置されたモニターで現在の速度がわかるようになっている。車体が浮いた瞬間、4人は「音変わった!」と口々に言い、3時のヒロイン・福田麻貴は「振動がなくなった」と変化を伝えた。その後、時速500kmまで加速すると4人そろって拍手し、「全然揺れない」と大輔くん。福田も「静かだし揺れないから、全然寝られる。心地良さすらある」と、快適な乗り心地に驚いていた。