昨年と今年、変形性膝関節症、変形性股関節症の手術をした和田アキ子が『徹子の部屋』に出演。「骨がぐちゃぐちゃ」というほどの重い症状、リハビリの激痛を明かし、「まだちゃんと立つのは怖い」と本音を語った。
4月30日(火)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。和田アキ子が出演した。デビュー56年目、和田はついに大きなホールでの全国ツアー引退を発表。決断の大きな理由は、昨年と今年に行った膝と股関節の手術だという。
和田は「骨がぐちゃぐちゃになっていたらしいです、もう痛いのなんのって」と切り出し、「去年と今年と続けて2回」「変形性膝関節症と変形性股関節症の手術をしました」と振り返った。
和田は「この1年、街を歩いている人を車の中から見ると羨ましくて。ちゃんと歩けるというのが…」ともどかしさをにじませ、「お年寄りの方、(手押し車を)ガラガラ押すじゃないですか。あれでも羨ましかったです」と自分の足で立ち、歩くことへの渇望を告白。「まだちゃんと立つのが怖い。お医者様に言われているのは、お酒飲んでも何してもいいんですけど、転ぶことだけは気をつけてくださいって」「最近ちょっとしたことでつまずくんですよね、家にいても。あまりお酒も、大量には飲まなくなりました」と語った。お酒を飲むその時は楽しくても、気が抜けると注意がおろそかになりつまずく恐怖がチラつくという。
和田は「膝とか関節とか痛めると立ったり座ったりするのが大変で、そうなると人といるのが楽しくないんですよね。家に居がちっていうか」「低いソファに座ると立ち上がるのも大変で」と悔しそうな顔に。それでも「手術して私のリハビリの姿を見てご覧になった人が『頑張る』って」「そう言ってくださる方がすごく多いんです。元気とか勇気を与えられたなって思って」と前を向いた。
和田は手術翌日のリハビリの様子を動画で公開。和田は自分自身の映像を見て「こわ!」とつぶやき、当時の恐怖を回顧した。
入院中は藤原竜也や出川哲朗がお見舞いに来てくれたという。和田は「藤原竜也は後輩。出川、嬉しかったですねー!1時間くらい居てくれて、勇気づけてくれた」と感謝した。