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 なにわ男子道枝駿佑が3日、都内で行われた日台合作映画『青春 18×2 君へと続く道』の公開初日舞台挨拶に主演のシュー・グァンハンと清原果耶、共演の黒木華、そして藤井道人監督と参加した。

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 本作はアジア10以上の地域での劇場公開が決まっており、今後は韓国、中国大陸でも公開を控えているという。これに道枝は「この映画のお話をいただいた時にアジアにもっと出ていきたいという自分の目標が固まったタイミングだったので、勝手ながらもご縁を感じています。世界中の皆さんに届けることが出来て嬉しく思います」と夢への第一歩だとしみじみしていた。

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 アミから届いた絵ハガキを見つけ日本を旅することになる台湾の青年ジミーを演じたシュー。2度目の来日となり「みなさんこんにちは。私はシュー・グァンハンです。初めて日本の映画に出ました。宜しくお願いします」と流暢な日本語で挨拶した。

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 ひと夏を台湾で過ごすことになったバックパッカー・アミを演じた清原は「いよいよ今日から映画が公開ということで、昨日の晩は緊張して眠れませんでした。今も足が震えています」と待ちに待った封切りに緊張しきりだった。

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 日本語セリフでの演技についてシューは「監督からは『日本語セリフは少しだよ』と言われて安心して脚本を開いたら、そこまで少なくなくてビックリした。時間をかけて一生懸命練習しました」と苦笑い。これに藤井監督は「日本語が多いと言ったら出てくれないと思ったので…少なめと言いました」とその理由を明かして笑いを誘っていた。

 またシューは、バイクの後ろに清原を乗せて走るシーンに触れて「果耶さんはバイクに乗るのが初めてらしく、走っている時に心配した様子だったのが印象的」と思い出し笑い。道枝との電車のシーンについては「電車から降りた道枝さんにバイバイと言ったら、道枝さんは本当に帰ってしまいました。あのシーンはある種、一緒にドキュメンタリー映画に出演しているようだった」と回想すると、道枝も「僕が『ジミーさん、またね』と別れた後、実際にシューさんが乗る電車を見送って手を振りました。本当に別れるみたいで寂しかった」と紹介した。

 そんな道枝は、電車がトンネルから抜けるタイミングに合わせて演技をする場面について「電車がトンネルを通るのが1日3回くらいしかなく、もう少しでトンネルから抜けそうなところで3、2、1と感覚でやりました。バッチリとタイミングがはまってくれたので良かった」と嬉しそう。これに藤井監督は「アーティストとして活躍されているからこそですね」と道枝の勘の良さに感心していた。

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『青春 18×2 君へと続く道』は全国大ヒット公開中

撮影・取材・テキスト:石井隼人
 

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