アニメ「化物語」に登場する戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)は、何かとぶっ飛んだヒロインだ。第2話では主人公の前でいきなり“生着替え”を始め、恥じらうどころか、強烈な毒舌をくらわせている。
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」がABEMAで完全独占配信されることが決定。なお、「化物語」はシリーズ第1弾にあたる作品だ。
戦場ヶ原ひたぎは、“蟹”に行き遭ったせいで体重をほとんど失ってしまい、ひょんなことからクラスメイトの暦を頼ることになった。深窓の令嬢という言葉がぴったりな儚げの美貌の持ち主だが、かなりの毒舌家だ。
「化物語」第2話では、“蟹”に体重を返してもらうための儀式が行われた。儀式にあたって、ひたぎはシャワーで身を清めるなどの準備をすることに。暦が別室で待っていると、なんと全裸のひたぎが浴室から出てきた。暦は赤面しながら「服を着ろ、服を!」とたしなめたが、ひたぎは「だから今から着るのよ」と平然としていた。
暦のすぐそばで着替えながら、ひたぎは恥じらうどころか、「まさかあなた、私のヌードを見て欲情したのではないでしょうね?」と聞いてきた。「ちょっとは喜びなさいよ」「感想くらい言うのが礼儀でしょ」と詰め寄られ、暦がなんとか「いい体してるね、とか?」と返すと、ひたぎは「最低」と言い放った。
ひたぎのセリフのなかにはかなりキワドいものもあり、異質なヒロインぶりが「褒めろって言っといて最低ってww」「逆ギレされたw」「久々にすごいセリフ聞いて、軽い貧血」と視聴者のド肝を抜いたようだ。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト