ツンデレを超えて“ツンドラ”の毒舌家、そんな一筋縄ではいかないヒロイン・戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)の告白シーンが実に彼女らしい?アニメ「化物語」第5話で主人公にサラリと思いを伝える姿に多くのファンが沸いた。
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」がABEMAで完全独占配信されることが決定。なお、「化物語」はシリーズ第1弾にあたる作品だ。
アニメ「化物語」第5話では、迷子の八九寺真宵(CV:加藤英美里)のために暦が奮闘した。そんな彼を見て、ひたぎは、「阿良々木暦は、困っている人は誰でも助けるお人好し」と語った。
ひたぎ自身、暦に怪異から助けてもらった経験がある。「私の抱えている問題に気づいた人はたくさんいたけれど、阿良々木くんみたいなのは、阿良々木くんだけだったから」と回想した。そして、今回の怪異を解決するために歩きだすと、「それから、阿良々木くん」と振り返り、「I love you」といきなり彼を指さした。
戦場ヶ原ひたぎは、暦が「ツンデレというよりツンドラ」と評するほどの毒舌家だ。しかし、ひたぎなりに彼に深い信頼を感じていたようだ。突然かつさりげない告白は「完堕ちした」「カッコ良すぎるな」「愛の告白がとても良かった」と視聴者をとりこにした。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト