双子の父・フット後藤が有吉弘行と育児を語り合う中で、「親父にちゃんと遊んでもらった記憶がない」と告白。厳しい父に育てられた幼少期を振り返り、自分の子供には悲しい思いをさせたくないと思いながらも「最初どうやって遊んでいいかわからなかった」と戸惑いを明かした。
5月12日(日)、有吉弘行のクイズバラエティ『有吉クイズ』(テレビ朝日系列)が放送。有吉がフットボールアワー・後藤輝基とゲームセンターのメダルゲームに興じながらフリートークを展開した。
後藤は長男と昨年生まれたばかりの双子を育てるパパ。同じく0歳児を育てる有吉は後藤と子育ての苦労を語り合い、話題は子供時代の一番古い記憶へ。後藤には3歳の頃の記憶があり、ペンキ塗りたての手すりを掴んで父親に怒鳴られたそう。「親父、めっちゃ怖かった。ちゃんと遊んでもらった記憶がないんですよ」「だから僕、子どもできたらそんな悲しい思いはさせるもんかと思って」と子育ての方針を語った。
しかし「(自分の子供と)何かして遊ぼうと思うんだけど、最初どうやったらいいかわかんなかったんですよ。遊んでもらったことないから」と、手本の父親像が欠落していた後藤。後藤の父は「キャッチボールやって」って言うと「うるさい、うるさい」「1人で遊んでこい!」と遠くにボールを投げ時間を稼ぎタバコを吸うような人物で、有吉は「昔の親はそんなもんだなぁ(笑)」と諦めるような口調で同調した。
後藤が「人の顔色をうかがい過ぎる性格は親父から来てます」と切り出すと、有吉も「俺も親父が怖いし、野球部の頃の先生が怖いし、巨人師匠が怖かった。俺も怖い人がずっといて、結構顔色をうかがうところある」と意気投合した。
幼少期の後藤は子供ながらに父に気を使いまくり。父親の似顔絵を描く時は、巨人ファンの父のために長嶋茂雄監督の顔に寄せたこともあるという。「親父が機嫌良い瞬間をいかに少しでも長くするか、しか考えてなかった」と立ち回りの苦労を語り、有吉は「すごい大変だ(笑)」と同情した。
後藤は姉が2人いる3人きょうだいの末っ子。「下のお姉ちゃんの影響でお笑いやってるって言ってもいいくらい」と2番目の姉に感謝した。2番目の姉は後藤が怒られて落ち込んでいると、すかさず間寛平ら芸人のモノマネで笑わせ元気づけてくれたという。
2人のトークVTRを見た霜降り明星・せいやは「マジで聞いたことない話」「いい話っすね」と感動を口にした。