フット後藤が有吉弘行との13年前の思い出を回顧。『アメトーーク!』でイジられ内心ブチ切れていた遺恨に触れ、「映像を見返してもらえばわかると思うんですけど…」と当時の有吉の真意を追及した。
5月12日(日)、有吉弘行のクイズバラエティ『有吉クイズ』(テレビ朝日系列)が放送。有吉がフットボールアワー・後藤輝基とゲームセンターのメダルゲームに興じながらフリートークを展開した。
後藤は「ずっと聞きたかったことがある」と和やかな口調で約13年前の思い出を切り出した。後藤は「『アメトーーク!』の立ちトークで、僕がなんとか前出なアカンから何回も『そう言ったら僕ね…』とか言ってたら、横から(有吉が)『達者だね!』って」「俺あの切り口、最初『達者だね』って言われた時、たぶん映像見返してもわかると思うんですけど、ちょっと顔キレてるんですよ」と笑った。
霜降り明星・せいやもそのシーンが印象的だったそう。「後藤さんが(まだ)イジられてないんですよね。有吉さんが切り崩して行ったというか」と振り返った。
2010年頃はまだ後藤が相方・岩尾望の陰に隠れていた時期。『アメトーーク!』の映像によると、岩尾のケガがみんなの注目を集める中、後藤は挙手をして「じゃあ僕もケガは…」とすかさずトークに割り込みアピールしていた。そんな後藤に有吉は「入り方が達者すぎて(笑)」とバカにしたような苦笑い。後藤は有吉に対してバチバチムードに。
後藤が「俺、もうビビったんす、あれ」と言うと、有吉は「あの頃はね、本当そうだね(笑)」とうなずいた。後藤は「でもあれからですよ、僕はほんまに。みんながずっと岩尾の方に向いてたのが、あの一瞬で僕の方に来たんですよ」と後藤イジりへムードが一変したと回顧。有吉は「そうだねえ(笑)」と笑って応じた。
後藤が「あの時って『うるせぇな』って思ってたんですか?」と確認すると、有吉は「そんなことはないよ、全然。ただ単純に面白いだけ。品がないっていうかさ(笑)」と言いたい放題。後藤は「だって(前に)出なアカンねんもん」と弁解した。
有吉は後輩芸人たちが爪痕を残そうとする姿を見て「なんかみんな可愛いじゃない?がむしゃらにやってさ、下手でさ。分かるわ気持ちっていう」とどこか自分を重ねていたそう。そんな中で後藤は異質だったと言い、「後藤くんとかそうじゃないんんだよね、やっぱ達者なんだよ。可愛くないって言うかさ(笑)」と告白した。約13年前の有吉の気持ちをようやく確認できた後藤。「あれくらいの時ってそんな話一緒にしなかったから、こうやって話しているの不思議ですけどね」としみじみした。
2人の雪解けを見たせいやは「めっちゃいいな、最高のコーナーやわ」と感無量の顔つきだった。