香取慎吾が「自分はこれでいいのか」と、SMAP時代、メンバーの活躍に焦った過去を明かす一幕があった。
ABEMAにて5月19日(日)に放送された『ななにー 地下ABEMA』#26では、大注目のグルーバルボーイズグループ・INIが登場。そんな彼らが、男性ユニットの大先輩である稲垣吾郎・草なぎ剛・香取にガチ悩み相談を行った。
メインボーカルで個人ではラジオのパーソナリティーも務める髙塚大夢は「一番多忙だった時はどんなスケジュールでしたか? それをどう乗り越えましたか?」という質問を繰り出した。
今年デビュー3周年を迎え、3月にドーム公演を成功させたINIは、レッスンやライブなどで多忙な日々を送っているという。髙塚は「ありがたいことにお仕事をたくさんいただいていて、良くも悪くもオフが全然ないんです。プライベートの時間が作れないから、“シンドイなぁ”と思う時もあるんですけど、でも御三方の忙しい時は本当にすごいと思うから、その時の話が聞きたいです」と語った。最後のオフ(※4月7日時点)は年明けで、現在「1ヶ月に1回オフがあったらラッキー」な状態だそうだ。
一方、SMAP時代に超多忙な生活を送っていた香取は様々な経験談を明かしつつ、「本当に嫌なら辞めちゃうよ。辞めないでいるからここにいる」と力を込めて語った。
松田迅が「『休みたいです』と言ったことはないんですか?」と素朴な疑問を投げかけると、香取は「僕はすごく言って休んでいた方。1年に何度も長い休みをもらって、いろんな海外に行ってきた」と明かした。
草なぎは「今の頃じゃないと経験できないことだと思うよ」とアドバイスすると、香取は「(デビューして)3年の時には(休みたいと)言ってないよ」と、同じようにデビュー時は休みなしで働いていたことを付け加えた。
一方で、稲垣が「他のメンバーもそうだと思うと、自分だけ言えないっていうのはあるよね。僕らの場合は個人でも活動してたから、たとえば香取がドラマで忙しいとなると、こっちはちょっと楽になるとか」と、当時のSMAPの労働環境について振り返ると、香取は「それが逆に焦りになるというのもあった。1人だけドラマでスターになっているとかさ。自分は休む時間があって“これでいいのか”と」とメンバーの活躍に焦った過去を明かしていた。
(ABEMA「ななにー 地下ABEMA」より)