クセ者ぞろいの「〈物語〉シリーズ」において“最凶”レベルの存在だ。アニメ「偽物語」での詐欺師・貝木泥舟(CV:三木眞一郎)の登場シーンが、BGMも含め、「やばい雰囲気がプンプン」「どういうキャラか楽しみだな」と注目を集めた。
【映像】いかにも胡散臭い!貝木泥舟、初登場シーン(6分45秒ごろ〜)
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定した。なお、「偽物語」はアニメ版の第2弾にあたる作品だ。
「偽物語」の第3話では、後輩の神原駿河(CV:沢城みゆき)の自宅の前で、暦が怪しげな男に「お前はこの家の子どもかな?」と話しかけられた。貝木と名乗る男は、「しかし無駄足だったな。ほとんどオーラを感じない」「残念ながら金にはならん」などと意味深長なセリフを残し、その場を去った。
貝木は暦の恋人・戦場ヶ原ひたぎ(CV:斎藤千和)と因縁があり、彼女に「詐欺師としては一流」と言わしめる存在だ。弦楽器によるBGMや真っ赤な背景も相まって実に不気味な初登場シーンに、「予想以上に不吉すぎた」「どういうキャラか楽しみだな」「やばい雰囲気がプンプン」と注目が集まっていた。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト