元最強の吸血鬼は、血よりもドーナツに興味津々?忍野忍こと旧キスショット(CV:坂本真綾)がドーナツに大喜びする姿が、「じわる」「可愛くてたまらんなんだ……」と視聴者を和ませた。
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「猫物語(黒)」は暦とその友人である羽川翼(CV:堀江由衣)を中心とした物語だ。
旧キスショット(シリーズ第1弾「化物語」などでの呼び名は、忍野忍)は、“吸血鬼の成れの果て”。暦とは春休みに衝撃な出会いを果たしたが、現在は心を閉ざし、沈黙を貫いている。
「猫物語(黒)」第2話では、暦が旧キスショットのもとを訪れた。じっと黙ったままの旧キスショットだが、暦が持ってきたドーナツに興味を引かれたようだ。食い入るようにドーナツを見つめ、暦が差し出したドーナツを3口で食べきった。さらに忍は、ドーナツ食べたさに「おすわり」も「お手」もしてみせた。
暦が全てのドーナツを与えると、旧キスショットは「ぱないの!この輪っか状の食べ物、マジでまいう~!まさに甘味の詰まった指輪の宝石箱じゃ!」と急に大はしゃぎで話し始め……。心を閉ざしていたはずの彼女がドーナツに夢中になる姿が、「じわる」「ドーナツを犬食いする忍氏がとてもよかった」「可愛くてたまらんなんだ……」と視聴者はほっこりした。
ちなみに、アニメ「偽物語」第10話でも、旧キスショットがドーナツを前に「ぱないのお!」と歓喜する場面がある。旧キスショットのドーナツ好きな一面、そして「ぱないの!」という名ゼリフが生まれたエピソードとして、「猫物語(黒)」第2話は彼女のファンなら必見だ。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト