まさか、そんな手段があったとは……!アニメ「猫物語(黒)」最終話で主人公がとった玉砕覚悟の秘策が、「秘策が意外すぎました」「かっこよすぎる」と視聴者を沸かせた。
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「猫物語(黒)」は暦とその友人である羽川翼(CV:堀江由衣)を中心とした物語だ。
「猫物語(黒)」第4話では、怪異に取り憑かれた羽川、通称・ブラック羽川と暦が対峙した。ブラック羽川は、怪異としての能力に、羽川の豊富な知識をかけ合わせた強敵だ。そんなブラック羽川に勝利するべく、暦はある秘策を用意していた。
暦の体が両断されて血しぶきが舞う中、ブラック羽川は、「痛い!」と絶叫した。なぜブラック羽川が苦しんでいるのか?実は暦は、戦いの前に妖刀「心渡」を飲み込んでいたのだ。この刀は、怪異だけを斬るアイテム。そんな妖刀を体に隠し持っているとは知らず、ブラック羽川は暦を切り裂いたことで自分もダメージを受ける結果となった。
怪異の“障り猫”と羽川を分離させるための、玉砕覚悟の秘策――。まさかの方法で逆転してみせた暦に、視聴者は「秘策が意外すぎました」「かっこよすぎる」「キュンキュンした」と大興奮だった。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト