アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第9話で、タイムワープから戻ってきた主人公たちは衝撃の光景を目撃した。なんと、元の世界が滅んでいたのだ。その背景には、あの“吸血鬼のなれの果て”が関係していて……!?
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、主人公たちの夏休みが明けた後を描いた物語だ。
タイムワープの結果、暦と忍野忍(CV:坂本真綾)は、交通事故に遭うはずだった八九寺真宵(CV:加藤英美里)の運命を変えることに成功した。しかし、過去から現在に戻ったところ、なんと元の世界は滅んでいた。「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第9話では、“吸血鬼のなれの果て”である忍(CV:坂本真綾)が世界が滅んだ原因であることが判明した。
この世界の忍は家出をしても暦に見つけてもらえず、腹いせに世界を滅ぼしてしまったのだ。罪の意識を感じた忍は、「ごめんなさい。こんなことをするつもりではなかった。わしはただ、お前さまに見つけてほしいだけじゃった」と謝った。
怪異を発端としたトラブルは劇中で何度も描かれてきたが、“世界が滅ぶ”という衝撃展開に、X(旧Twitter)上で「いままでの怪異話とは違ってスケールが大きすぎる」「トンデモ展開」「まさか世界が滅んでいようとは」と驚きの声が続出。元最強の吸血鬼である忍が珍しく落ち込む様子にも「忍がしおらしい」「忍かあいいよ、忍」といった反響が寄せられた。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト