アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第12話では、千石撫子（CV：花澤香菜）が謎の声に呼ばれて蛇の神様と対面。「〈物語〉シリーズ」らしい演出で対話が不気味に描かれ、視聴者の注目を集めた。
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦（CV：神谷浩史）と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの６部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、主人公たちの夏休みが明けた後を描いた物語だ。
「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第12話からは、「なでこメドゥーサ」編に突入。撫子は公衆電話で暦と会話した後、受話器から謎の声がして、「北白蛇神社に来な」と言われた。撫子が神社を訪れると、神社の周囲には白蛇の死骸が刺さっていた。撫子は以前、呪いを解くために蛇を殺しており、謎の声は、この地獄絵図を作り出したのは撫子だと指摘した。
謎の声が「こっちを見な」と言うと、撫子の前に巨大な白蛇の姿をした神様・クチナワ（CV：上田燿司）が現れた。クチナワの体は半透明で描かれ、無数の「蛇」という文字を纏っていた。2人の会話の合間には「ブツ殺シ。」「刻ンデ。」など、文字のみのカットが挟みこまれていた。
「〈物語〉シリーズ」感溢れる演出でクチナワとの出会いが描かれ、「いい蛇なのか悪い蛇なのか」「こわいです……」と視聴者をざわつかせていた。
(C)西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
