アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」で、いつも内気な千石撫子が「うっせーんだよ!」と声を荒げる場面があった。撫子役を演じる声優・花澤香菜の演技が「花澤さんの演技が神がかってたなー!」「あんな声も出せるんだね!」と絶賛されていた。
【映像】人格が変わるレベル!ブチギレした撫子(14分7秒ごろ〜)
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、主人公たちの夏休みが明けた後を描いた物語だ。
「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第14話では、クラスの不和という問題の解決を押し付けられた撫子が「うっせーんだよ!進展なんかあるわけねえだろ!?俺様にてめえの仕事を押し付けてんじゃねーぞ!ああん!?」と担任に感情を爆発させた。さらに彼女は、クラスメイトたちに対しても「いいかお前ら、現実を見ろよ!過ぎたことでいつまでもウジウジとして、貴重な青春時代を台無しにしやがって。どんだけ無駄なことをしてるかわかってんのか!?」とまくしたてた。
普段の撫子とは正反対のブチギレ演技をこなしてみせた声優の花澤香菜に、X(旧Twitter)上では、「花澤さんの演技が神がかってたなー!」「あんな声も出せるんだね!」「花澤香菜の啖呵が冴えるな」と称賛の声が続出。あまりの別人ぶりに、「ブチギレた撫子こぇええ」「前半と後半のギャップがスゴかった」と驚く視聴者も相次いだ。
(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト