中村獅童(51)が『徹子の部屋』に6歳&3歳の息子と出演。亡き母への感謝の思いを語る中で、「亡くなるまでダメな息子でしたね」と後悔をにじませた。
5月28日(火)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。中村獅童(51)が長男・小川陽喜くん(6)、次男・小川夏幹くん(3)と出演した。
妻の沙織さんは今、息子たちの襲名準備に追われているそう。それに加えて中村のサポートにも徹し大忙しという。黒柳が「獅童さんのお母様がお亡くなりになっているから、お姑さんのアドバイスもなくて大変なんでしょうね」と聞くと、中村は「本来なら(私の母が)妻に教えておくこともあったかと思う」「妻はとっても一生懸命やってくれています」と妻に感謝した。
中村の父は中村が幼少の頃に歌舞伎役者を廃業しており、中村にとっては「歌舞伎の世界に父親がナシで今日まで育ってきた」人生。母・陽子さんが父の代わりに中村のサポートを務めた。
黒柳は陽子さんの写真を見ると、「お母様お綺麗な方でしたね」と惚れ惚れ。「師匠がいらっしゃらない獅童さんに、お母様が厳しくおっしゃったことがあるんでしょう?」と質問した。中村は「父親(初代中村獅童/小川三喜雄さん)がいないあなたは“偽物の歌舞伎役者”だから、本物の歌舞伎役者になれるように努力しなさい、みたいなことは言っていましたね」とかなり辛辣な言葉をかけていたそう。中村は「親子なんで、なかなか他の方が言いにくいこともはっきり言うわけですよね。なので…まぁムカつきますよね(笑)」と笑い、黒柳も「そりゃムカつくだろうと思いました(笑)」と理解を見せた。
中村は「母が亡くなる3日前、妻と私と母とで食事に行ったんですけど、その時も喧嘩しましたし…。亡くなるまでダメな息子でしたね」と悔いを見せ、「今(息子たちの)初舞台に向けて御挨拶回りなどもしていて。小さい子どもを持って親の苦労がわかったと言いますか」と身にしみている様子を見せた。