アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」で、詐欺師の貝木泥舟（CV：三木眞一郎）が蛇神となった少女を人間に戻るように説得した。これまで悪役的なポジションだった貝木の意外な一面が、「実はいい奴だった」「マジイケメン詐欺師」と視聴者を魅了した。
【映像】貝木泥舟、得意の話術で撫子を説得するシーン（10分24秒ごろ～）
「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦（CV：神谷浩史）と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの６部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」は、主人公たちの夏休みが明けた後を描いた物語だ。
「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」第26話で、千石撫子（CV：花澤香菜）は、隠していた“夢”を貝木に知られてしまった。動揺した撫子は、「お前を殺して私も死ぬ！」と言い出した。
しかし荒ぶる蛇神を相手に貝木は一歩も引かず、人間に戻るように説得し続けた。「なろうと思わなきゃなれないものだぜ。神様とか幸せとかと違って。それに、神様ではなれないものだ。人間じゃなければ」や「お前のことはお前しか大切にできないんだぜ。そして、お前の夢もお前にしか叶えられない」と諭され、撫子は、人間として夢にチャレンジする道を選んだ。
これまで劇中で悪役的な存在だった貝木の熱いセリフに、「貝木が実はいい奴だった」「意外にも夢、希望や人生などの話をする貝木さんが理想の大人でしたねー」「貝木、かっこよすぎるだろ……」「マジイケメン詐欺師」と心を動かされる視聴者が相次いだ。
(C)西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
