5月30日より順次放送中のアニメ「WIND BREAKER」第9話では、梅宮一(CV:中村悠一)が、悪いほうに変わってしまった兎耳山丁子(CV:戸谷菊之介)と対峙した。梅宮が昔を思い出すよう訴えながら渾身の頭突きをかまし、ネット上は「胸熱くなる」「イケメンすぎて無理」と盛り上がっていた。
【動画】器の大きさを見せた!梅宮の頭突き(10分22秒ごろ〜)
アニメ「WIND BREAKER」は、「マガジンポケット」(講談社)にて連載中のにいさとる氏による同名漫画が原作。物語は孤独な不良高校生・桜遥(CV:内田雄馬)が、超不良校として名高い風鈴高校の“てっぺん”を獲るためにやってくるところから始まる。しかし風鈴高校は、“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられ、街を守る学校に変貌を遂げていた。
前回放送の第8話では、かつて兎耳山の間違いを止められなかった十亀条(CV:梅原裕一郎)が、もう後戻りはできないと考えていた。しかし桜が「オレは相手がどんなに強くても、命の恩人でも、目を逸らしたり自分を曲げたりしねぇ!」と言い放つと、ハッとした表情に変わった。十亀は下駄を脱ぎ髪をほどくと、これまで“オセロ君”呼びしていた桜に「とことんやろう、桜」と清々しい顔を見せた。
桜とのケンカを楽しむなかで十亀は、兎耳山とも同じようにぶつかり合うべきだったと考え直し、ネット上では「十亀の桜呼びやばい」「神回」「激アツ展開きたぁ!」「いい戦友になるのでは」と興奮の声が続出していた。
第9話「梅宮の流儀」では、ボウフウリンの総代である梅宮と、獅子頭連・頭取の兎耳山が戦った。何をしても満たされないと暴走する兎耳山の攻撃を、梅宮はあえて反撃せず受け続ける。さらに梅宮は自分に噛みついてきた兎耳山に「大丈夫だ、お前のなかにちゃんと答えはある」と優しく声をかけ、かつてボウフウリンと獅子頭連が揉めたときの思い出を語りだした。当時の兎耳山は仲間に囲まれ楽しそうに笑っていた。
梅宮は「あのときお前のまわりに何があった? お前の目には何が映っていた?」と問いかける。兎耳山の頬に両手を添え、「それがお前自身と、てっぺんに必要なものだ」と言うと、「思いだせぇ! 兎耳山ぁ!」と叫んで頭突きをくらわせた。
タイマンを通して兎耳山を救おうとする梅宮に、「胸熱くなる」「梅ちゃん器がでかすぎる」「イケメンすぎて無理」「梅宮さんが慕われる理由はそういうことなのだな」「梅さん人生何周目?」と反響が相次いだ。
■第9話「梅宮の流儀」
【あらすじ】
梅宮と兎耳山のタイマンが、ついに始まった。
兎耳山は、梅宮に勝つことで、フウリンも自由も手にでき、誰よりも“楽しく”なれると信じていた。その勢いのまま俊敏に、梅宮に間髪入れず攻撃を繰り出していくが、ダメージをまるで与えられない。
梅宮が「何も背負っていないから拳が軽い」と指摘する真意を理解できず、どんどん取り乱していく兎耳山。梅宮渾身の一撃を食らった彼が思い出したのは、楽しそうに笑う、獅子頭連のメンバーで――
(C)にいさとる・講談社/WIND BREAKER Project
アニメ『ウィンドブレイカー』1期放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | サクラとフウリン | 桜の大立ち回り |
2 | 憧れのヒーロー | 意外とお茶目な蘇枋 |
3 | 頂に⽴つ男 | 獅子頭連との悶着! |
4 | 衝突 | 蘇枋の煽り力の高さ |
5 | 優しい男 | 「大人の階段のぼろうか」 |
6 | その背中を追って | 柊と佐狐の思い出 |
7 | 負けられない戦い | ありし日の兎耳山と十亀 |
8 | 思いを継いで | 吹っ切れた十亀 |
9 | 梅宮の流儀 | 器を見せた頭突き |
10 | 対話 | 梅宮、「対話」を語る |
11 | 新たな級友【とも】 | 桐生&柘浦が大暴れ! |
12 | 頼られる者 | 桜、名前を呼ぶ |
13 | 友のため | 杏西のため動き出す1-1 |