有吉弘行が思わず発した「全員これ頼むの?マジ?」。想像の斜め上を行く“絶品変わり種丼”に絶句する一幕があった。
5月31日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)では、「今までありそうでなかった丼」の再調査にずん・飯尾和樹が向かった。
有吉が絶句したお店は宮崎県にあった。宮崎市内にある「お食事処 寿一」では、そのお目当ての丼をお客さんのほぼ全てがオーダーするという。看板メニューなのだそうだ。
その丼とは茶碗蒸しと丼を融合させた「むし丼 990円」。具材は鶏肉・ホタテ・エビ・キノコ類で、ご飯の上に乗せたら茶碗蒸しの卵液を流し込み、ご飯と一緒に蒸して完成。なかなか見かけることができない衝撃の一品だが、マツコも「これはちょっとビックリ」と驚き、有吉も「全員これ頼むの?マジ?」と絶句していた。
卵液とご飯を一緒に蒸すことで、ご飯に味が染み込み、雑炊に近い一体感が出るのだという。飯尾は試食し「旨い!」と叫び「なんでこれが全国に広まらなかったのだろう?」と疑問すら呈した。
さらに「来た甲斐がある。これは旨い。茶碗蒸しが美味いから、ジャパニーズドリアみたいな感じですね」と伝えると、二代目店主の多田佳充さんは「表現が上手いですね」と感心していた。
飯尾が「なんで思いついたんですか?」と質問すると、初代店主の多田晴海さんは「子供がご飯に家内が作った茶碗蒸しをぶっかけて食べたんですよ」と着想に至ったきっかけを明かした。「むし丼」を含めた3品を紹介したVTRが終わると、マツコは「圧倒的に茶碗蒸し丼が想像できない。でも家で茶碗蒸しをぶっかけて食べても美味しくないんだろうね」と興味津々の様子で語り、有吉も「確かに」と同調していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)