舟山久美子(33)
【映像】こだわりの新居を紹介する舟山久美子
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 6月2日、著書の発売イベントで第2子の妊娠を発表したモデルの“くみっきー”こと舟山久美子(33)。ABEMAエンタメは、イベント前に舟山を取材。第2子の妊活や夫が積極的に育児参加するようになるメソッド、さらに新居へのこだわりも明かした。

【映像】こだわりの新居を紹介する舟山久美子

 東京都出身の舟山は16歳の時に渋谷でスカウトされモデルデビュー。『Popteen』の専属モデルを6年間務め“ギャルの神様”として一世を風靡した。私生活では2019年に会社経営者の男性と結婚。2021年には第1子となる男の子を出産している。

 そんな舟山が5月27日に著書『ちゃんと自分を好きになる。「わたしはわたし」のマインド術』を発売。モデル時代に嫌いだった自分をどのようにマインド転換することで好きになれたのか、その方法をつづっている。

舟山:ギャル時代から培ってきた考え方だったりその時々の自分の出会ったこと、乗り越えてきたこと経験っていうのを赤裸々に書かせていただきました。“モデルさんは細くなきゃいけない”とか、その時々のシーンによって引っ張られてしまうイメージに自分自身も寄せてしまっていたり、意識しすぎていたりしました。自分の考えというより、誰かにどう見られるかみたいなことの方を気にしてしまっていたので、自分を好きというよりは自分のダメなところを探しては改善する考え方になってしまっていて、それが今は本当にその人軸ではなくて、自分軸できちんとそのものを考えることができるようになったので、今やっと自分を好きになれたって感じです。

 この書籍には、夫や2歳の長男との日常も収められている。そして今回発表した、第2子の妊娠。現在は6カ月だそうだ。

舟山:1人目もうれしかったんですけど、2人目もその時と同じ感覚で、やっと命が来てくれたって、すごくうれしい気持ちでした。なので、すぐ主人に伝えて。子どもにも伝えたんですけど、子どもは妊娠したタイミングで なぜか「ベイビーがいる」って言ったんですよ。子どもにまだ言う前だったんですけど。やっぱり子どもっていろんなものがわかるみたいなことを昔から聞いたりはしていたんですけど、少し不思議だなって思う体験もしました。旦那さんは、「本当に?」みたいな感じだったのと、一度経験しているので、私の体調の変化に気づいていたみたいで、やっぱりそうだったんだっていう感じで喜んでいました。

 舟山は、去年6月から妊活を始めたそうだ。

舟山:そんなにできやすい体では元々ないので「これぐらいから妊活を始めようか」みたいな話を家族でしていて。妊活はまずやっぱり体を知ること。年齢を重ねていくと、体は気づかぬうちに変化していくので、きちんと今の自分の体がどういう状態なのかっていうのを病院に行って調べて、その数値を測ってもらって、食事生活とか、自分の私生活をまず見直すことから始めました。

 第2子の誕生を心待ちにしている舟山家族。一方で、長男の育児を巡っては夫とぶつかったこともあったそうだ。

舟山:旦那さんとの喧嘩は2人の時はまぁまぁ可愛いなって思ってたんですけど、靴下とか洗濯物を脱ぎっぱなしにするとか。子どもができると、とにかくそれだけで私の体は子どもに取られてしまう瞬間も増えてきて、できないことが多くなるので、(夫に)自分のことは自分でやってほしいんですよ。なので、そこの部分でやっぱりチリツモでどんどんどんどん、「なんでこうなるの?」とか、何気なく会話していても、「なんでそういう言い方するんだろう」とかっていうので大喧嘩していました。解決方法はそこに至るまでって多分お互いが溜め込んでいるんですよね。多分旦那さんは旦那さんで大変だからって溜め込んでいて、でも変わっているのは多分奥さんの方。子どもが産まれて心境もそうだし、行動だったり、ぶつける思いも変わっているのは奥さんの方。お互いの考えがただぶつかり合っていたので、なんでそう思ったのかっていうちょっと恥ずかしい感情のところまでテーブルに出し合って、旦那さんは「ただ単に寂しかったんだね」みたいな。「構ってもらいたかったんだね」っていうところがわかったり、私は「こんなに大変だから手伝って欲しいんだよね」っていうことを素直に話しあう時間を設けました。そうすると、「そういうことだったんだ、なんだかわいいじゃん」みたいな感じで意外と終わったりするので、そういう時間は大切にしていますね、今も。

 さらに、夫にはある体験をしてもらったそうだ。

舟山:(ママの)経験をしないと旦那さんは分からないじゃないですか。頭で分かっていても行動に移せないと意味ないし、実際に言葉で伝えてもそれを体験したりとか可視化しないと伝わらないことってたくさんあると思うので、1日のスケジュールと私が知っていることを全部書き出して、どこに何があるかっていうのも全部、それもメモに書き出して。丸1日主人に子どもを預けて、ママ1日体験みたいな日を土日に作っていました。「頑張りましょう」みたいな感じで1日体験をしてもらって、寝かしつけまで。本当にフルフルで私がいない状態でやってもらうっていうのをしてましたね。

ーー経験してどう変わりましたか?

舟山:「いつもありがとう、こんなに大変だったんだね」って。やっぱり体験しないとわからないのと、育児から離れる時間はすごくそれぞれが成長するんだなって思いました。(今では)協力してくれるのを飛び越えて父性からの母性みたいな。なので、すごくママよりも、息子に好かれたいみたいな感じで育児には協力してくれます。

新居を紹介 家具へのこだわりも明かす

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 舟山家族が現在住んでいるマンションには、去年12月に引っ越してきた。転居の理由も子育てが関係している。

舟山:(前の自宅は)子どもができたときにリラックスできるかっていったら、どこかでずっとリラックスできないし、子どもと向き合っているんだけど、仕事のことを考えているみたいな日が続いていて、このままだともう心がせわしなさすぎて、「2人目だったりは正直ちょっと考えられないな。なんでこうなるんだろうな」っていうのを考えたときに、やっぱり環境って人に与える影響がすごく大きいと思うので、「家族がリラックスできる環境づくりをしよう」っていうので、引っ越しを決めました。

 家具にも子どもたちを意識したこだわりがあるようだ。

舟山:大きいテーブルがいつか置けるようになりたいなっていうのと、この1枚板って一生物でずっと使えるんですよ。これはですね、200万です。2年ぐらい探し続けて、このカーブや色味って本当に唯一無二で一つしかなくて。この板は(家族との)距離感やカーブ感が絶妙に座っていただくとわかるんですけど近めなの。かつ内向きにみんなが向くようなカーブ感になっているので、「これだ!」って思って大きなお買い物しました。家族の時間を増やすためにソファーも変えました。小さい子どもがいても高さがないので危なくないのが買った理由で、自分で組み替えられたりもするので子どもがいて使いやすいソファーだなと思って購入しました。

ーーリビングに飾られたこちらの絵はなんですか?

舟山: (2歳の)息子が書いた絵ですね。親子で参加できるアート教室があったんですけど
その時に書いたこの絵がすごくステキで。

ーー息子さんがアーティストになりたいって言ったらどうしますか?

舟山:全力で応援します。私はクリエイティブが大好きなので。子どもには本当に好きなことをやらせたいのと、やりたいことに没頭してもらいたいですね。いくら稼げるとか稼げないとかっていうのも、確かに人生のトータルでみたら大事かもしれないんですけど、それよりも心を豊かにするのって、本当にやりたいことができている瞬間じゃないですか。私もお金を稼ぐことが全てだと思っていた時期があって、お金を稼げば自分の欲しいものが手に入ると思ってしまってたんですね。人のために何かをできているのであれば、自然とお金ってついてくると思うんですよ。

 リビングを見て気になったのが、家族の人数と家具があっていないこと。テーブルの椅子は7脚に…ソファーも4人が悠々と座れるビッグサイズ…第2子が生まれても4人家族のはずだが…

舟山:(子どもが)5人ぐらいいてもいいんじゃないかなって、理想ですけど最近は思ってます。楽しいですね、子育ては。子育てで子どもが成長していくのも楽しいんですけど、自分自身もすごく成長させられるので。子どもが大人たちを一緒に未来に連れて行ってくれるじゃないですけど、いろんな可能性を広げてくれるので楽しいです。今33歳で第2子なので35~36歳ぐらいで3人目。2歳差ぐらいでそこからポンポンっていって、5人目は本当にできてくれたらいいなって感じ。40代できちんと自分の体のケアはしていきながらももう一人できたらいいなって思ってます。

 未来の家族を見据えて、引越しを行い、家具を選んでいた。そんな舟山が今回出版した、これまでの人生やマインド術を綴った書籍。この本をどんな人に読んでもらいたいのか最後に聞いた。

舟山:自分自身がありのままで、本当にステキなんだっていうことをまず自分自身が知ってもらいたいなと思うので。頑張りすぎてしまう方だったりとか、ちょっと生きづらいなって思っている方だったりとか、もっとより良く幸せだなっていう気持ちで日々を過ごしたいなって考えている方々に読んでもらいたいなって思っております。あと意外と自分をちゃんと好きになることは自分自身と向き合うことができないと難しいのかなと思うので、「私のプランノート」っていうのを本の最後につけていまして、その私の体験談や考え方を書かせてもらっているんですけど、その後に自分自身で書き込むノートの部分があるので、そこが見どころになっております。

(『ABEMA NEWS』より)

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