全レゲエ・ファン必読、世界中に影響を与えたダブ・マスターの謎に包まれた生涯がいま明らかになる―『キング・タビー ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』発売。
全レゲエ・ファン必読 全世界に影響を与えた彼は、 いったいどんな人物で、 どんな人生を歩んだのか、 ダブ・マスターの謎に包まれた生涯が いま明らかになる……
*未公開写真多数
キング・タビーはラスタではなかった。彼はマリファナも吸わなかった。ジャマイカから一歩も外に出ず、人生の大半をキングストンの狭い域内で送った。そんな彼の人生は、主要なふたつの “共鳴箱” を介して地球の果てにまで “エコー” のように反響している。
そのふたつとは、キングストンのウォーターハウス地区と、サウンド・システムの文化的叙事詩だ。彼のジャマイカ人としてのメンタリティが、彼のエスプリを、芸術を、プロジェクトを形作った。
ダブはローカルな囃子であり、それが最終的に全世界を揺るがすことになったのだ。(本書より)
[商品情報]
書名:キング・タビー――ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男
著者:ティボー・エレンガルト
訳者:鈴木孝弥
発行:株式会社Pヴァイン
発売:日販アイ・ピー・エス株式会社
発売日:2024/5/31
判型:四六判並製
ページ数:480頁+別丁24頁
定価:本体3,800円+税
ISBN:978-4-910511-73-3
公式HP:https://www.ele-king.net/books/011373/
[目次]
目次 イントロダクション
第1章 ゼイ・コール・イット・マーダー(1989)
第2章 ウォーターハウス
第3章 シャーロック・クレセント
第4章 たっぷりのダブ(ダブ・ガロァ)
第5章 《MCI》とビッグ・ノブ
第6章 タブスとフライヤーズ(1973-1975)
第7章 アリーナに死す(1975)
第8章 キング&プリンスィーズ
第9章 ディジタル・テンポ(1984-1989)
第10章 レコードの送り溝(リード・アウト・スパイラル)
ダブワイズ・セレクション
訳者あとがき
[著者・訳者プロフィール]
ティボー・エレンガルト(Thibault Ehrengardt) フランスのレゲエ専門誌『ナッティ・ドレッド』の元編集長。現在は〈DREAD Editions〉の代表。ジャマイカには25回ほど訪れており、レゲエとジャマイカに関する本も数冊執筆している。