鈴木愛理がかつて恩人の好きな人に恋をし、「好きになっちゃいけない人なのに…」と涙。止められない想い、恩人への罪悪感で揺れる心を表現する姿が「美しすぎる」「迫真の演技に感動」と反響を呼んだ。
6月9日(日)、松本まりか主演の新ドラマ『ミス・ターゲット』(ABCテレビ)第8話が放送された。鈴木愛理は主人公の結婚詐欺師・朝倉すみれ(松本まりか)の元弟子・萌を熱演。萌はすみれが3年服役している間、すみれと両思いだった和菓子職人・宗春(上杉柊平)を支え、いつしか愛するように。すみれの出所を喜ぶ反面、すみれへの恩と宗春への愛の間で揺れる日々を過ごしていた。
そんな折、宗春はすみれを恨む男と揉み合いになり、階段から突き落とされて頭から大出血。緊急手術を受けることに…。宗春の手術が終わるまで、萌とすみれは静かな病院に待機。萌は宗春の命が助かることを願いながら、「私、宗春さんのことが好きです」と重たい口を開いた。
萌は「2人ともすみれさんを失って、悲しくて辛すぎて、全然立ち直れなくて。でも頑張らなきゃって」と3年間を振り返り、「私も宗春さんも、すみれさんのこと忘れようと思って全力で走り続けてきたんです。楽しいこともあったし、喧嘩したこともありました」と語った。
萌は「気付いたら好きになってて…。好きになっちゃいけない人なのに、大好きな人の大好きな人なのに…。本当にごめんなさい、ごめんなさい…」と罪悪感をにじませ、とめどめもなく涙を流した。
すみれは毅然とした態度で「謝ることなんてない。萌ちゃんは幸せになっていい。あなたはあなたの好きな人を好きになればいいから、私のことは気にしないで」と萌を後押し。萌に温かい眼差しを注ぎ、そっと抱き寄せた。
萌が抱える宗春への深い愛情と、恩人・すみれへの罪悪感、そしてまっすぐな性格が表現された涙のシーン。愛理演じる萌が切ない涙を流す姿に、視聴者からは「美しすぎる」「泣きの演技が良すぎる…」「迫真の演技に感動」「切なすぎて大号泣」などの声が寄せられた。物語は次回いよいよ最終回。絡み合う想いの行方は…?
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