東京・新宿区が渋谷区に続き、ハロウィン期間中に新宿駅周辺での路上飲酒を禁止する条例制定を目指す考えを明らかにした。
先週、渋谷区が路上飲酒を通年で禁止する条例改正案を提出した。昨年、渋谷区ではハロウィンと年末年始の期間中、渋谷駅周辺での路上飲酒、および酒類販売の自粛を呼び掛けていたが、改正案が成立すれば通年となりエリアも広がる見通しだという。
そしてこの流れを追うかのように、路上飲酒禁止の動きは新宿歌舞伎町にも。今週、新宿区もハロウィンの期間中、新宿駅東口から歌舞伎町エリアでの路上飲酒を禁止する条例案を区議会に提出すると発表した。昨年のハロウィンではおよそ3000人が渋谷から新宿の街に流入。路上飲酒の無法地帯と化しゴミが散乱するという結果となり、今年の秋はそれを阻止したい構えだ。
この動きに対する新宿の人の声を聞くため、お笑い芸人のチャンス大城が取材を敢行。路上を確認すると随所に飲んだまま捨てられた空き缶が放置され、複数の路上飲酒の集団に遭遇した。
チャンス大城の「完全に新宿が路上飲み禁止になったら?」という質問に「禁止って言われたらしない」と答える人物もいたが、「路上飲みという文化は最高だと思うのでなくなってほしくない」と答えた人物は「これを取り締まって蓋をするっていうと、結局どこかで同じようなことは絶対に起こってしまうので、無理に規制というのは不可能だと思う」とコメント。「禁止と言われても怒られるまでは飲んじゃうと思う。注意されるまではやっちゃう」と正直な胸の内を明かした。
チャンス大城は取材の翌朝、歌舞伎町周辺の清掃活動を実施。粛々と清掃活動をすること3時間半後、短期間にもかかわらず空き缶およそ50本にタバコの吸い殻などの大量のゴミを回収することとなった。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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