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【映像】忍野忍、大号泣の別れ(15分21秒ごろ〜)

 まるで恋人同士の別れ……。アニメ「終物語」で初代眷属に泣きながら思いを伝える吸血鬼の少女の姿が、「その一言に400年の想いが込められてる感じで(泣)」「忍ちゃんの涙が美しかった」と視聴者の心を揺さぶった。

【映像】忍野忍、大号泣の別れ(15分21秒ごろ〜)

 「〈物語〉シリーズ」は、人気作家・西尾維新氏の代表作として名高いジュブナイル伝奇小説。不死身に近い肉体となった男子高校生・阿良々木暦(CV:神谷浩史)と、怪異に出遭った少女たちの物語だ。ファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズン、ファミリーシーズンの6部構成をとっており、ファイナルシーズンまでがすでにアニメ化されていたが、7月6日より最新作「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」が配信されることが決定している。アニメ「終物語」は、阿良々木暦の高校3年生の10月から物語が始まる。

 「終物語」第12話では、忍野忍(CV:坂本真綾)の眷属の座を賭けて、暦は“初代怪異殺し”死屍累生死郎(CV:小山力也)と決闘することになった。現在の忍は力の大半を失っているが、もともとは“怪異の王”とまで呼ばれた吸血鬼だ。かつて彼女の眷属だった生死郎は、忍と和解し、以前のような関係に戻りたいらしい。

 決闘のルールは、「どちらかが相手に一太刀浴びせれば勝ち」というもの。生死郎との力量差は大きかったが、暦はルールを“曲解”することで勝利を収めた。すると敗北した生死郎の前に、忍が現れた。忍は「謝らんでもよい。許した。儂のほうこそ悪かった」と生死郎の崩れかかった肉体を口にして、「会えて嬉しかった。もう会えないと思ってたから。だけど、もう会わない。今の儂には、うぬより大事な者がおる。今しばらくは、そやつのための儂でいたい」と泣きながら思いを伝えた。

 400年がかりで復活を遂げた生死郎のことをずっと避けていた忍。最後に胸の内を伝えるシーンに、X(旧Twitter)上で「生死郎……その一言に400年の想いが込められてる感じで(泣)」「忍の涙で泣いた……」「忍ちゃんの涙が美しかった」と感動の声が続出した。

(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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