宮城県の干潟（ひがた）で撮影された、両腕のハサミを広げカメラに向かって必死に威嚇するカニの動画が、SNSで話題となっている。
動画が撮影されたのは宮城県の「細浦」にある干潟。干潟とは、潮の満ち引きによって現れる平らな砂浜のことで、潮干狩りなどが行われることも多い場所だ。
とても勢いのある威嚇を見せてくれたのは「イシガニ」という、食用にもなるカニ。ひっくり返りそうになりながらも、ギリギリで体勢を立て直している。
投稿したのは石巻専修大学 生物科学科の「海洋ベントス学研究室」の学生。「ベントス」とは水の底で暮らす生物の総称で、海洋ベントス学研究室では日々、干潟や磯、砂浜などでフィールドワークを行い、研究や調査の様子をSNSで発信している。ベントスは非常に多様性が高く、推しの生き物を選ぶときに、「宝探しのような感覚で探すことができる点が魅力」だと語ってくれた。
この動画を見た人からは「背後に回るとは卑怯なり！とか頑張ってそう」「人間視点やと笑えるけどカニ側は必死なの可愛い」などのコメントが寄せられ、投稿は170万件以上、表示されている。（ABEMA『週刊BUZZ動画』より）
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