先天性四肢欠損症のタレントで女の子を育てる母親でもある佐野有美(34)が、第2子に対する考えを明かした。
短い左足に3本の指がある先天性四肢欠損症で生まれた佐野。2017年に結婚し、2020年5月には長女・めいちゃんを出産した。YouTubeチャンネルでは、家族で楽しんだいちご狩りの様子や、入園式に行く様子など、家族の日常を発信している。
佐野は6月7日と10日にYouTubeチャンネルを更新し、第2子についての考えを語った。
7日に公開した動画の冒頭、「私たち家族はですね、2人目を授かるということをですね、正直諦めました」と明かした。夫婦の間で子どもを2人授かりたいという気持ちがあったそう。しかし、めいちゃんが3歳になったとき、イヤイヤ期が始まってしまい、その矛先が自分に向いてつらかったことや、「もし2人目を授かったとき、めいはどうなってしまうのか、余計荒れてしまうのではないか」と考えたことなどから、「自分の心に余裕が持てないと強く思ってしまった」という。そして「今一番大事なのは何なのか。私たち夫婦に大切なのは、めいちゃんだ」と感じたそうだ。
10日に更新したInstagramでは、「まだ決断するのは早いのではないか」「兄弟は居た方が良い」「一人っ子はかわいそう」など様々な意見が寄せられたことを明かし、「私も正直、はじめは同じ気持ちでした。でも動画内ではお話ししていませんが、私の年齢は34歳。来年以降となると高齢出産になります。私の場合は他の方より体が小さく、障害を持っているという理由もあり、出産は他の方よりも年齢によってリスクは高くなります。そういった動画内の気持ち以外にも、第2子を授かる事をやめた理由がある事をお伝えさせていただきます」と説明した。
佐野の投稿に、「私も車椅子ママで2人目で悩みましたが、今は娘1人です」「いろいろな家族の形があって良いと思いますし、いろいろな考えがあって良いと思います」など様々な声が寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)
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