『Dark Idol』に、大手事務所の方針に反発し退所した19歳のアイドル候補生が登場。魅力的なアピールを行うも落選、「今もなんで落ちたのか分からない」と首をひねる一幕があった。
『Dark Idol』は「夢破れていたけれど、もう一度輝きたい」訳アリ女性達の第2の人生を輝かせるためのドキュメントオーディション番組。歌唱指導に紅白出場歌手のAI、『学校のリーダーズ』や『FRUITS ZIPPER』が所属するASOBISYSTEMが全面協力し、格闘家の朝倉未来が「正直に生き、同性に好かれるアイドル」のデビューまでをプロデュースする。1st Stageの審査には元AKB48の横山由依、音楽プロデューサーで作曲家の松隈ケンタ、ダンサーで振付師の周平が審査員として参加。最終候補者たちのタイマンバトルが行われることになった。
満を持してスタートを切った『Dark Idol』オーディション。最終候補者40名の第一印象をアイドル好きオーディエンス150名と審査員4名が各10点満点で採点し、1st Stageでは歌唱・ダンス・フリーアピールでのランキング上位VSランキング下位のタイマンバトルが行われることになった。
大手事務所の方針に反発し退所した彩紋めい(19歳)は最下位である40位という結果に。彩紋は「私なんだって思いました!本当に10位以内に入ると思ってたんで…可愛いから?」と笑い「40位からの逆転をします」と意気込んだ。
韓国アイドルに憧れ高校卒業後大手芸能事務所に所属するも「SNS投稿をしてください」という指示に納得いかず退所。しかし「今になって当時言われてたことって必要なことだったんだなって理解できるようになって後悔しています」と反省の色を見せた。さらに「わたしの中でアイドル像ってあって『可愛い・愛嬌がある・元気・ポジティブ』で、全部わたし入ってるじゃないですか?」と自負する彩紋。「私がアイドルになれなかったら、誰がなるのかなって」と自信満々な笑顔を見せた。
一方、彩紋の対戦相手は第一印象採点で1位を獲得した青山舞莉(23歳)。青山は理解してもらえない帰国子女の葛藤を胸に「緊張してるんですけど、頑張りたいと思います」と顔を強張らせ、彩紋は「もうこれ以上順位落ちることないので、頑張ります」と肝の据わった様子を見せた。
歌唱審査で彩紋は『オトナブルー』を熱唱。アイドルらしいダンスやコール&レスポンスも披露し、大きな歓声を得た。
しかし結果は、3対2の得票差で青山の勝利。彩紋は「え、私じゃないの!?って正直思いました。悔しいです。めっちゃ自信あったし、今もなんで落ちたのかわからないです」と苦笑し、「わたしが1番かわいいなって思ってました。僅差だったから余計苦しいってのはあるかもしれないです」「またやる(アイドルを目指す)と思います」と持ち前のポジティブな姿勢を崩さなかった。