10代から続く摂食障害を公表している女優の遠野なぎこ(44)が、現在の体調と、誹謗中傷が届く中、SNSでの発信を続ける理由について明かした。
これまでにもInstagramで、自身の摂食障害についてつづっている遠野。6月15日には、「朝からお腹が空いてキッチンに立っちゃった笑 完食はやっぱり厳しかったけど、栄養補助ドリンク摂取も難しかったけど。でも、少しでも食欲が湧いた。それが大事。」と、料理を作ったものの、完食できなかったことや、摂食障害によるサイズダウンが進んでいるという悩みを明かしていた。
17日は「『もう嫌だよ…』。昨日から、ものすごく体調が悪い。食べられてないし。なのに、吐き戻しがあるし。どうしていいか分からない。」と現在の体調を明かし、「そんな中、最低なコメントが届く。『心臓が止まって死ぬのでしょうね』『体重が減って本当は嬉しいのでしょう、それが拒食症』『病気のせいにしてる』SNSに心を殺される。普段だったら気にしない。心が弱っている時に引っ張られる。もう辛いよ。」と悪質な誹謗中傷が届いていることに対して、ハッシュタグをつけて、「#被害届出そうか迷ってます」とつづっていた。
翌日の早朝に、再びInstagramを更新した遠野。誹謗中傷が届く中、SNSでの発信を続ける理由について、「せめて、私はいい。ミイラだの。ゾンビだの。メンヘラおばさんだの。早く自殺しろだの。もういいよ。よくはないけど、もういいよ。だけど。摂食障害を始めとする、目には見えない病と闘う方々がこの世には…世界中にたくさんいる事をどうか理解して欲しい。それらの言葉でいのちを失う方はたくさんいるの。どうしてそんな事が出来るの?人を死に追いやって何が楽しいの?“いのち”の尊さをもう一度考えて下さい。」と注意喚起した。
遠野の投稿に、「なぎこさんの言っている事、まさにその通りだと思います!好き勝手言っている人、自分の発した言葉への責任が無さすぎる」「なぎこさんの決断を応援します」「なぎちゃん、無理しないでね。優しい人もたくさんいるからね」など、様々な声が寄せられている。(『ABEMA NEWS』より)