手や指についた瞬間接着剤を紙や布などで拭きとるとやけどをする恐れがあるとして、国民生活センターが注意を呼びかけました。
国民生活センターによりますと、瞬間接着剤の主な成分は、ティッシュペーパーや衣類などに染み込むと、化学反応によって大きな熱を発する場合があるということです。
モノ用とつけ爪用の瞬間接着剤12種類を様々な素材と組み合わせたテストでは、十数秒で170度近くまで温度が上昇したケースもありました。
2019年度以降、やけどなどの情報は7件寄せられ、1カ月以上の通院を要する事例も報告されています。
国民生活センターは、手や指に付着した際には、ペーパーなどで拭き取らず40度程度のお湯につけてはがすよう呼びかけています。(ANNニュース)