ステンレス水筒“保冷効果”UPの裏ワザ…たった「1分」で長持ち!
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 ステンレス水筒の保冷効果をさらにアップさせる「裏ワザ」を紹介します。

【画像】入れた時から差…「裏ワザ実施の水筒」と「通常の水筒」の水温推移

■水を入れた瞬間から…2℃近くも

水を注いだ時から水温に違い
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 今回、この裏ワザを実施してみたところ、効果てきめんでした。

 何もしていない水筒と裏ワザを実施した水筒に、それぞれ水を注いだ時から水温に違いがありました。何もしていない通常のものは8.4℃、裏ワザを実施したものは6.7℃ということでした。

裏ワザを実施した水筒のほうが常に冷たいという結果に
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 同じ水を、同じペットボトルから注いだのですが、水を入れた瞬間から2℃近くも差が出ました。そこから1時間ごとに、水温を計測しました。しばらくは差が埋まらず、4時間後くらいから両方とも温度は上がっていったのですが、裏ワザを実施した水筒のほうが常に冷たいという結果になりました。

 この結果をみてみますと、朝に冷たい飲み物を用意しておけば、ランチの時にもまだ冷たい水が飲めるということが分かりますよね。

■出かける前のひと手間で!ポイントは「予冷」

保冷効果で重要なのは「予冷」
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 この裏ワザなのですが、出かける前にほんのひと手間でできます。その裏ワザはどんなものなのか、ステンレス水筒などキッチン用品の企画・販売をしている和平フレイズに聞きました。

 この保冷効果で重要なのは「予冷」、つまり「あらかじめ冷やす」ということです。

「予冷」とは?
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 具体的な方法を説明します。

1.水筒に少量の氷水を入れて、ふたをします。
2.それを横にして1分ほどやさしく転がします。こうすると、水筒の内側が均等に冷えるということです。
3.中の氷水を捨てて、冷たい飲み物を注ぎます。

 本当に、これだけです。

時間がある時の方法
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 もう1つの方法があります。こちらは、時間がある時の方法です。

 前日に、水筒のふたをあけた状態で冷蔵庫へ入れます。そして当日の朝に、冷やした飲み物を注ぎます。

 冷凍庫でもできるのですが、結露の原因になり、かばんの中がビショビショになることもありますので気をつけてください。

 時間のある時、ない時で使い分けてみると、いいかもしれません。

(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年6月19日放送)

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